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モラハラ野郎に話は通じない

私の夫は、俗に言う『モラハラ夫』だ(と思う)。
妻である私を、常に下に見て馬鹿にしたり、貶めるような事を平気で言う。
そして、私の言うことに対しては、どんな事であろうと一言目に否定の言葉を口にする。
そうすることは、私や他の正論を言う人たちの気持ちを折る、最良でクールな戦略だと思っている。
奴は、そうすることがカッコイイ、俺は頭が切れる男だと思っているらしいが、とんだお笑い草野郎だ。

昨日、こんなことがあった。
夫が、自分の布団を干した。その際に、マンションで禁止されているベランダの柵というか手すり部分に布団を干していた(らしい)。
見回りをしていた管理事務所の人が、それを見つけて、電話でうちに注意をしてきた。
電話に出たのは次男。
「布団、手すりに干すのは禁止されているので、内側の物干しに干してください。」という事を夫に伝えた。

そして、なぜかぶち切れた夫。
速攻、管理事務所に電話して、勝手な持論をわめき散らし、相手の名前を執拗に聞き、怒鳴って電話を乱暴に切った。

まぁ、こんな自分勝手な逆ギレは、今に始まったことじゃない。
私にはもちろんだけれど、お店の人や、駐車場の係員さん、自分が注意されたり、勘違いを指摘されたりすると、逆ギレして、相手を恫喝して逃げ去る。
もう、正真正銘のモンスターカスタマーとか、迷惑住人です。

いつもは腹が立っても、言うだけ無駄なので何も言わない私だけれど
さすがに昨日は、マンションの規約で決まっていることを、守らずにわがまま言って横柄な態度をとっていた夫に我慢が出来ず、私も声を荒げて、どうして決まりや法律を守る事が出来ないのか?自分さえよければ、何をやってもいいのか?あなたのおかげで、いろいろ苦情言われるのは私だし、息子たちも肩身の狭い思いしてるのにそんなことして恥ずかしくないのか!と言ってしまった。

声を荒げて、夫に抗議したのは10年ぶりくらいだ。

夫とは話しにならない。
今話していることで、私が全うな事を言うと自分の分が悪くなるので
すぐに論点を入れ替えたり、自分がそうしたのは私がいけないから、おまえが悪いんだ!とまくし立てる。

昨日は、こう言われた。
「おまえが平日に俺の布団を干さないから、休みの日に俺が干さなければならないから、仕方ないんだ。文句があるならおめぇが干せよ!」
と罵られた。
変な話だ、規則を守ることと、布団の干し方には関係がない。
休日に干そうが、平日に干そうがやってはいけないことはいつも変わらないのに。

私や息子たちの布団は、晴れていて湿度の低い時に干している。
昔は、夫の布団も干したりしていた。
しかし、夫は単身赴任から帰って来た時に、行くときの荷物の5倍くらいの段ボールとともに帰宅した。それがもう5年以上経つのに、夫の部屋、部屋の入り口、廊下に置かれていて、私が布団を抱えて、夫の部屋からベランダまで行くには、いくつもの障害物と言うトラップをくぐり抜けなければならず、いやになって辞めた。それが、私が専業主婦なのに家事をちゃんとしていないって思って勝手に腹を立てているのだろうが。

まぁ、元々、布団の干し方には妙なこだわりがあり、毎度、儀式のような手順で干していた夫なので、私が干さなければ、嫌みを言いつつ自分で干していた。
その後、マンションで洗濯物や布団が飛ばされたりして、マンション外の他の敷地内に落下して、迷惑が掛かる事が増え、布団は手すりではなく、ベランダの内側の物干しに干すこととなった。
それを夫に伝えた時も、私を小馬鹿にするように「ほんとかぁ?そんなことあるわけないだろ!」と全く取り合わなかった。
規約に書き加えられたものが、回覧で回ってきて、それを見せても信じなかった。

こんな感じで、夫は自分の中で勝手に思い込んでいる間違いや馬鹿な理論を正当化することしか頭にないので、自分の非を認めたり謝罪とかはしない。
きっと謝ると死んでしまう病気か、呪いに掛かっているのだろうと思う。

よく、いじめやハラスメントで悩んでいる人に「よく話し合おう。」とか「きちんと向き合って、お互い理解すれば解決する。」なんていうのを見るけれど、いじめ加害者や、ハラスメントする輩は、自分たちが悪いことをしているという自覚がないので、話をしても平行線。何の解決にもならない。
時間の無駄、被害や迷惑を被っている側が疲弊するだけだ。

話し合いで解決するならば、世の中にいじめやハラスメントなんて現象は、こんなにも増えていない。

ということで、我が家のモラハラ夫は、死ぬまでこのまま。
息子たちも呆れて、「俺はアイツを親だとは思っていない。保護者ってだけで、本当は一緒に暮らしたくはないんだ。」とか「アイツ、一回捕まればいいのに。一度、法的に痛い目を見ないとわかんないよ。馬鹿だから。」
などと、辛辣な事を言われている。

幸運な事に、息子たちは、父親の言動を悪いこと、恥ずべき事と認識しているので、まねるような事はしていない。
ただ、このまま、夫と家族として生活することは、息子たちに精神的に負担をかけ続ける事になるので、どうにかしなければいけないと思っている。

モラハラ夫とは話合いは、成り立たないので、第三者か法的機関、公的機関に介入して貰って、離れる事を考える時なんだなと、一人心の中で思いを巡らせている…


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