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「違い」が創造する価値

こんにちは。まみです。noteを始めて11日目になったようです。きっかけはさておき、この記事を書くという作業は自分の価値観の明確化、社会に対する認識など「自分の考えを整理する」効果がありました。これすごい。この作業が自分の意識をポジティブに変えてきているように感じています。別に発達障害に限らず悩みがある方こそ、是非やってみてください。

さて、本題へ。発達障害は能力の凹凸がはっきりしているということですよね。その特性を活かしてお金を稼いでくださいというのがこれまでの私の主張ですが、これからの社会で、マイノリティは新たな価値を創り出す人になれますよ、というのが今日のお話。

「人と違う」だけでお金になる

発達障害で検索をすると、向いている職業、向いていない職業、というのが結構出てきます。かく言う私もデータアナリストの端くれをフリーランスでやらせていただいており、このデータアナリストも自閉スペクトラムには向いているとよく言われている職業なのですよね。まぁ、実際そこそこ適性があったからこのお仕事でお金をいただいているし、正直特性を活かしているということなのかなとは思います。ただ、一つ言えることは、データアナリストとしてはまったく不出来で、頭の良いアナリストは日本に百万といることでしょう。まぁお金の問題(安価で使える)とか、そういう要素は大きいとは思いますが、私の場合、「人と違う視点」を持っていることを評価してくださるケースがここ最近増えてきたように感じます。今は海外在住のため、フリーで日本企業と契約して働いていますが、日本にいたときはがっつり正社員として働き、それはそれは…もう言えないことだらけですよ。だから人としては嫌われていたと思いますが、「人と違う視点」って、特に外資ではすごい強みだったのかなと今にして思います。ちなみにその前の会社は事務さんとして働いていました。それはそれは事務としては向いてなくて…ここはもっととんでもありませんでしたが、そこでも人と違う視点を活用していただいておったようです。この2社については今でも交流があるので、ほんとにそう思ってくださっていたのだなと思い、感謝しております。

ちなみに当時は、ほんの2年ほど前までの話なのですが、自分が発達障害であることを知りませんでした。だから、「人と違う視点」とか言われてもよくわからんな、と思っていたのですが、今から思えば当たり前。だって、そもそも「普通じゃない」からこそ「発達障害」なのですから。その時に私が何をしていたっけ?と思い起こすと、何を主張したいのかもよくわからないので、とにかく自分の思い描く成果物をまず形にして、どや!とばかりに見せていました。それが良ければ採用してくださる上司に2社ともあたっていたのでラッキーもありますが、やはり相手も理解が出来れば些末なミスやネガティブ面は許してくれるのだなと感じたものです。これはつまり、私がアウトプットをコミュニケーションのツールとしていた、私なりのサバイバル術だったのです。

発達障害者はイノベーターの卵

さて、向いている職業、向いていない職業の話。ほんと、色々あるのですが、結局発達障害っつっても、完全ASDもいればASDとADHDの混合、LDなどそれは様々で人によっても特性は違っているので、色んなサイト内でも言われていることですが、参考程度にしてください。なわけですよ。それ言い出したら定型発達も同じやないかい!と突っ込まざるを得ないのですが。そんなこんなで起業も向いているとよく言われていますよね。起業って何かっていうと、とどのつまりはイノベーションを起こすってことなんですよ。なんかいつぞやも言いましたね、イノベーション。これは、新しい価値を創造して社会に提供する、ということになのですが、なんと発達障害者はこれが得意なのだそう。(参考程度にね)すごくないですか?私たち。何故得意だと思いますか?組織になじめないから?まぁネガティブにとらえればそうとも言いますね。ではなぜ組織になじめないか。「同じ視点を持たない」からなんですよ。え?「私はそういうギフテッドじゃないから…」ですか?いや、イノベーターって別に有名なスティーブジョブズクラスだけを指すわけじゃないのです。

先の私の事例だって同じことなんですね。「社内の慣例、今までの人材がやってきたこと」の核のみを残して新たな提案によって複雑さを排除する、という「小さなイノベーション」を創造してきたわけです。(効率化ツールを作ったりしていたので。)しかも私自身は、自分の「普通こうするでしょ」を実践してきただけだったりするので、何なら我を通しているだけ。これ、すごく美談に聞こえるかもしれませんが、一応お伝えしておくとそれ以外はあれこれやらかしてますので、そこはまぁご愛敬ですね。ここで「大多数の人」からマウントを取ってみます。大多数はこちらの景色が見える位置までいらっしゃってませんので、敢えてこちらの景色を「形」として見せてあげましょう。これはやさしさです。だってイノベーションを起こすためには相手に読まれていてはいけないのです。「相手が先読みできない場所に自分の身が存在している」という認識を持ち、わかりやすく説明して差し上げる必要があります。響かないことなんていっぱいありますけど、多分あなたがお持ちの視点はそこまでぶれないはずなんですよ。だから別のアウトプットでも何らかの要素は共通項としてあるはずです。いくつか作っているとわかってきますよ。大切なことは下記2点です。

相手と同じ視点で物事を考えるなんて無駄な労力は使わない
・自分の思い描く物を成果物として見せる

「自分はイノベーターである」というプライドと認識を持って、かつ、そのプライドをアウトプットを作ることに集中させてください。こんなのは驕りですか?そうかもしれませんね。私のケースだって別に私は大した人間じゃないですからね。結局今だって人間関係は広げないという意識で生きてますから。でも、卑屈になって、いや、なりたい気持ちもほんとによくわかりますよ。だって私だってしっかり卑屈者ですし、ここではあまり書かないよう意識していますが社会に対する恨みだってめっちゃ持ってます。でも人生一度きりですし、その思いに支配されたくないという思いもすごく強いです。

発達障害って勝手に障害ってつけられて、社会から排除されて。実際は発達障害以外のマイノリティも続々と台頭してきていますので甘くはないのですが、皆さん、時代の先駆者でありたいと少しぐらい願ってもバチはあたらないですよ。だから、向いている職業を参考に「苦にならない」仕事を選び、その職業そのものを創造したらそれはすごいですが、まぁとにかく、その職業の中で「人と違う視点」で是非イノベーションを起こしてください!

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