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通知表って必要?

学期末の終業式、普通の小学校では、よくできる、できる、もう少し、とか、中学校では、数字の1~5段階で評価される通知表が渡されます。

子供達も親も通知表を見て一喜一憂したり、通知表で良い成績を取る事を目標として頑張っている事が多いと思います。

先生方も通知表を作らなくてはいけないので、決められた範囲の授業をこなし、宿題を確認し、テストを受けさせて、通知表を作る事にたくさんの時間を費やしている事と思います。

中学校では、年度始めに各教科の先生から評価方法について細かく説明があります。
定期テストの点数のみならず、授業態度、ノートの取り方、課題の提出方法について等々細かく説明があり、良い成績を取る事を目標として子供達は学校生活を送る事になります。

これが「普通」になっていて、多くの人が良い成績を目指して学校生活を送っているのですが、小学校、中学校、高校、大学等と長い学生生活の中で、良い成績を目標として日々を過ごす、この目的は何なんだろう?と考えてしまいます。

知る事が楽しい、と感じて自ら主体的に学べられれば身についていくと思います。
でも、今の多くの普通の学校では与えられる知識を義務的にじっと座って聞いて詰め込み、成績のために課題やテストをこなしていっている様に思います。

学びも成長も人それぞれ、自由でいい、できる、もう少し、とか数字で評価される事ではないと思います。

先生方も成績をつける義務から解放されたら、もっと子供達が楽しく学び、楽しく学校生活が送れる環境づくりに時間を使えるようになるのではないかと思います。

通知表は実は法的義務はなく校長の裁量なのだそうで、通知表が無い学校、通知表を廃止した学校もいくつもあるようです。

それがもっと広がればいいのになと思うこの頃です。








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