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義務教育について思う事

前回初めての投稿をしてから8か月も経ってしまいました。

「食」についてこだわっている経緯を書いていこうと思い、最初の記事を書き始めましたが、経緯を遡る事約30年。
たくさんの楽しい経験を思い出して書いてまとめるのに時間がかかり下書きの途中で止まってしまっていました。

現在は2人の子育てをしている中で、日々経験している事や感じている事がすごくたくさんあり、今、感じている事をリアルタイムで書き留めていきたいと思います。

「食」についての話とは離れ、今、中学1年生と3年生の子供達を通して見る小学校、中学校の義務教育について考える事が多くなりました。
義務教育の在り方を変えたい!という想いが日に日に強くなってきています。

子供達はみんな小学校に入学すると毎日決まった時間に登校し、学校のルールに従って生活する様に言われ、5~6時間目まで、じっと座って授業を受けて、毎日宿題を提出し、テストを受けて、学期の終わりには通知表をもらいます。
中学校に入るとさらに勉強が難しくなり、高校受験を意識して課題や定期テストをこなしていきます。

宿題のやり方も細かく決められて、その通りにやると評価につながります。テストでの正解の答えって誰が決めたのでしょう?
歴史の授業で習う出来事は誰が書いたのでしょう?
何年に誰が何をしたって覚える必要はあるのでしょうか?
一つの物事も「捉え方」によって全てが変わってしまいます。
私は高校2年までは日本で、高校3年はアメリカで高校に通いました。
アメリカの高校の歴史の授業で聞いた第2次世界大戦についての話が、日本で習った話と全く違って、驚いたのを覚えています。

我家の子供達が通っていた小学校では中学受験をする子供達がクラスの半数ほどいて、4年生ごろからみんな塾通いを始め、学校の宿題の他に、塾の宿題をこなしながら、一生懸命勉強していました。
中高一貫、または、大学までストレートに行ける学校に入り、高校受験や大学受験をしなくていい様に頑張っている、とみんな言います。
あとで楽をするために、小学生のうちに勉強するそうです。

そうして受験をして入った私立中学校では入学前から課題が出され、通学に往復2時間かけて、土曜授業もあり、毎日課題に追われ、よくみんなそんなに頑張り続けられるよね、とうちの子達は言います。

私自身は北海道で小学生時代を過ごし、中学受験なんて存在すら知らなかったので、毎日放課後は自然の中で遊びながら帰っていました。
毎日が冒険で楽しかったです。

本来、何のための義務教育なんだろう?と考えます。

誰もが子供のうちに教育を受ける権利があるという事は良いと思います。
読み書きや計算が出来ないと生活していくのにも大変です。

でも、言われた通りに課題をこなす事は必要?
テストって必要?
成績、通知表は必要?
他人から評価される事を意識する習慣は、幸せに生きるために必要な事でしょうか?

言われた通りに課題をこなしたり、言われた通りのノートの書き方をその通りやったり、暗記してテストで良い点数が取れると良い成績がもらえる。
成績が良い方が受験に有利だと言われて頑張る。

学ぶ目的って何だろう?

そういう私自身も中学、高校の頃はとりあえず、定期テストで点数を取るために勉強して暗記したりしていましたが、興味がない事をテストのために勉強するので、テストが終わってしばらくしたら、ほぼ忘れていました。

でも、大人になってから、これってどういう事なんだろう?と思った事や、興味がある事は自ら勉強するので頭に入ってきます。
自分が目的を持って勉強したり、好きな事や興味がある事は言われなくても勉強する様になります。

小学校、中学校で、幅広く勉強する機会をみんなに与えて、その上で各々が好きな事、楽しい事、得意な事を突き詰めて勉強していけばいいのではないか、満遍なく出来るように苦手な事を克服しようとするよりも、得意な事を伸ばした方がいいのではないかと思います。

そして、宿題やテストはなくていいと思います。

それよりも、どうやって、みんなで楽しく、幸せに生きていくか、を教えてほしい。

一度しかない人生どう過ごしたい?

幸せに生きたい。ただそれだけに尽きます。

今日はここまで。

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