8月27日 「ラーメン赤猫」とレジェンドレスラー川田利明さんのラーメン屋さん「麺ジャラスK」との共通項について。
今朝の体重63.9kg、体脂肪11.7%(昨日帰宅時は9.7%だったが(´;ω;`))
昨日は客先直退で、本来はスポーツセンターに行く日であったのだが、一旦帰宅するとなかなか再度出ていく気力が湧かない。着替えて洗濯などしてしまうと、もう無理である。
ということで、少しだけ布団で下半身を鍛えるべく、足を上げる動きをしてみたが、すこし効いているようだ。できるだけ部屋でできる、取り組みやすい鍛え動きを学びたいと思っている。
ということで、時間が出来たので、最近アマプラに入ってきたという「逃げ上手の若君」と「ラーメン赤猫」を見た。昔はジャンプ系の単行本はだいたいブックオフで立ち読みしていたが、最近は行きやすい店が近くになく、だいぶ情報に疎くなっている。
漫画とアニメはやはりだいぶ感触がちがうので、まあ別物として見るのだが、最近はなかなか原作に忠実、あるいは原作を凌駕するようなアニメ化も出来ている気がする。
なのでまあ、アニメだけでも見ておくか、という感覚になりつつある。
プロレスラー、ラーメン屋経営で地獄を見る (宝島SUGOI文庫)
本当にたまたまだが、「ラーメン赤猫」を3話ほど見終わって、適当にYOUTUBEを見ていたら、川田氏が最近文庫化された同書について語っておられる動画に遭遇した。
いま、これもたまたま東京に住んでいるので、一時は「川田(すみません、プロレスファンなので基本考える時は呼び捨て)のラーメン店と、鈴木のアパレル店には一度は行かないとな」と思っていたのだが、最近は緊縮財政で外食は極力しない、服も極力買わない、という方向になってしまっていたので、実現できていなかった。
そんなことをしていると、「カンちゃんの店」に行けないままキラー・カン氏は亡くなられた。
いいのか、それで、という思いも沸く。
で、GOOGLE MAPで店の場所を調べてクチコミを見た。
それこそ何十ものクチコミが並びまくっていた。
それらをどんどん読んでいって、いくら読んでも終わらずに、そのまま寝落ちしてしまうほどであった。だが、クチコミの読後感は一定のものではなかった。当然ながら川田のことを知らずに入った客もいる。全日ファンではない人もいるかもしれない。プロレスファンでも、レスラーレスペクトではなく、文句いい、のタイプもいるだろう。
接客業とはそういうものだ。大変なものである。
東京にいるので、行くことはできるが、駅から15分ほど歩くようだ。なぜその場所に?と思ったが、旧全日本の道場の近くで、店の横のカレー屋によく行かれていて、その横のラーメン店が廃業したので、居抜きで開店した、ということのようである。
一晩寝て、起きた時に思った。
猫がラーメンを作る「ラーメン赤猫」の話と、川田さんがラーメンを作る「麺ジャラスK」の状況は非常に共通点があるな、ということをだ。
”赤猫”では、基本猫が調理し、猫が配膳し、猫が会計をする。客は多分多くは猫好きなのだ。猫カフェの「会話猫」版である。まあ、いわゆる”エブリデイマジック“系のファンタジーと言えるだろう。
ということは、猫がリアルでラーメンを作り、提供してくれれば、もう期待値満点なわけである。そこでは残念ながら麺の味ははじめは問われないのだ。
だが、食べてみて、そのうまさに驚く。ネギを食べれば最悪死んでしまうので、ネギは使えない。もっというと塩も味わえない。ぎりぎり飲める薄味で味は確認している。
そういうリスクの中で、料理を作り店を経営している。
猫なので、猫毛がどうしても入ってしまうリスクがある。
クレーマーや、撮影禁止なのに”宣伝してやる”というYOUTUBERが乱入する。
そういうことをクリアーして、初めて固定ファンが出来てくる。猫好きであっても、ラーメンが好き。あるいは単に”ここのラーメンが好き”。
”麺ジャラスK”ではどうだろうか。
レジェンドレスラー川田さんが自ら自分のために調理してくれる。名前だけではない、バイトではない。
本当に川田さんだ。
で、奥さんが配膳してくださるようだ。
それだけで、猫好きが来訪する”赤猫”と同様、プロレス好きは来訪するのだ。敢えていう。プロレス愛のあるプロレス者はそれだけで期待値1000%満足だ。
だがプロレス好きは少なくはないだろうが、6年間契約で開始した店を例えばアクセスのよい立地への移転は大変だ。エアコンや食洗器や券売機の購入費や維持費、駐車場の維持費で毎月数十万が飛んでいく。
立地は不便でも東京、土地や場所代はとても高いのだ。
赤字補填でベンツ3台溶けたという。1台1000万としても3000万か。これでは貯蓄どころではない。人を雇っている場合ではない。
”赤猫”ではやはり猫の手では製麺のまとめもむつかしい(虎だが)。洗い場も大変だ。猫や虎も一人ではない。人間のバイトも雇う必要もある。
一方無骨で不器用で限界を追求してしまう”実は器用”とおっしゃる川田さんは、とにかく一人でなんでも受け入れている。家族経営、夫婦2人での運営だろう。
猫は猫であるハンディを受け入れている。川田氏は”川田氏”というレジェンドを受け入れている。
どちらも、大変なのだ。で、そこを見せることを潔しとせず、言い訳せずに、猫であり”不器用キャラ”であり続けるわけだ。
”麺ジャラスK”は2010年の開店だ。14年間も続けていらっしゃる。
さすが、という言葉しか、浮かんでこない。
(是非行かねばと思っています。不織布マスクが必須とのことで、普段マスクをしないので、行くときは忘れずに携えていかねば、と思っています。あとたまたまですが、昨日昼は別のラーメン屋に行きました。。グルテンフリーのハレ時の昼食でした)
お志本当に嬉しく思います。インプットに努めよきアウトプットが出来るように努力致します。