自分が見えているもが全てでは無いから想像してみる
少し前。3年生の姪のマラソン大会を妹と見に行き、自宅に帰った時の話。
1位だった男の子の靴の色が何色だったかで、親子2人が揉めていた。
妹は黄色だと言って、姪は黄緑だと言った。
両者一歩も譲らぬ言い合いで、母親である私の妹はその時撮ったスマホの写真の画面を証拠として出して来た。
なんとまぁ、大人気ない。
その瞬間2人は同時に、
妹『やっぱり黄色だ!』
姪『やっぱり黄緑だ!』
と言った。
横から覗き込んだ私も黄色だと思った。
細かく言えば、蛍光の黄色の様な感じがした。
それが、正確には黄緑なのか、黄色なのかはわからないが。
なんだか面白いぞっと思って。
同じものを見ているのに、違う色に見えている。不思議だよね。
人って、自分が見えているものが正解!と思い込むところあるし、
そもそもそうだと思い込んでいるし。
でも他人からしたら違うこともあって。
それって頭の中の考えている事だった場合、もっと違う事もあるだろうなって思って。
ある日夫とお弁当について話していて。
その日のお弁当は昨日の残りのちらし寿司。
ちらし寿司は温めるものではないけれど、ずっと冷蔵庫に入ってるとご飯もボソボソ固まるので、30秒くらいだけチンして食べてねと言ったら、夫はわかったよ!と。
続けて私が
あ!ちなみに今日はデザートにりんごも入っているからね!と。
夫は、え〜リンゴもチンするの?と。
私は…少し考えて、ボケだと思ったので、
なんでやねーん的な感じで突っ込んだのだ。
そしたら、夫は本気だった。
でもね、夫としては、ちらし寿司をチンする流れでりんごの話があったし、同じお弁当箱に入っていると思ったから。との事。
なるほど、納得。
まぁね、デザート付けるの初めてだしね。
朝だしね。眠いしね。
一方私は、(私が実際詰めてるので)ちらし寿司はお弁当箱に、りんごは別の容器にいれているので、一緒にチンする想像ができないわけで。
別に揉める事でもないので、笑って終わったけど。
これってヘビーな内容でもあり得る事だよね。
想像力=愛という事を過去に書いたけど。
今回も思ったよ。
やっぱ想像力って大切。
そして流さずに話し合って受け入れる事もそれ以上に大切ね。
私が、そうそう!りんごもチンしてねっ❤︎
なんてノリツッコミ的な感じだったのならば、夫はりんごを30秒チンしたのかが今は気になるけど。笑
そんな想像してクスッと笑って彼を愛おしく思う。
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