首の寝違えと思ったら手がしびれてなんだか優しくなれそう
首の寝違えはたまになるから
またか!
また数日つらい~
そんな感じで起き上がったら、思っている以上に回らない。というか、痛すぎて全く動かせない。
それがまず右側のこと。
その一週間後、左側も痛める。右が和らいだかも?と思った矢先。
その間右側は首、肩、背中まで痛いしガチガチ・・・。
あぁ・・・。しんどい。
普段できる動きに制限がかかり、何をするにも気を使う。
一番しんどいのが横になって休めない。どの向きも痛いから体のほっとする位置がない。
座っても、立っていても、横になっても、痛い
布団の上で背中を壁につけて座って足を伸ばす。
『 L 』の形のイメージ。直角。笑えないけど笑える。
痛くて寝られなくて痛み止めが効くまではこんな感じ。
心の逃げ場がなくて。
ストレスもたまるし。
発狂もした。
急に5日ほど仕事を休み、痛みも何とか穏やかになっただろうと出勤したら、徐々に体はかたまり
あ、もうむり。
それは、左の小指がしびれ、力が入らなくなったあたり。
軽くパニックだし、しびれを初めて経験。指に力が入らないという、今まで言葉でしか知らなかったことが自分の身に起こっている。
しびれってこんなにつらいんだ・・・。
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経験しないとわからないを痛みをともなって思い知る。
人によって痛みの度合いが違うことはたくさんあるだろうし、男女でも月経痛だったり。女性特有の痛みを男性にわかってもらうのは難しいのかもしれないけれど、思いやりを持つことはできる。
私も自分の経験していない痛みに初めて出会って、私じゃない人が「痛い」と言っているときについて考えさせられた。
私は毎日でも言ってほしかった
まだ痛い?大丈夫?つらい?しんどい?
「あ・・・。心配してもらえてる・・・。」
こうなれるだけでも、ほっとする。あくまで、私の場合だけれど。
動けなくて、家事もできなくて、仕事も行けなくて。
罪悪感に押しつぶされそうにもなっていたから、やっぱり最上級にやさしい言葉が欲しい。
一番身近にいた彼はやたらに心配する言葉を言うタイプではなくて、でも、動けないことを責めるわけでもない。平常運転タイプ。
今思い返すと、もっといたわりの言葉は!?と心の中で叫んでいたけれど、彼だってこのしびれや辛さの経験者じゃない。
まだしびれは治っていないし、今後何年も付き合っていくことかもしれない。それでも、この痛み、しびれ、つらい日々を過ごすことでもっと人に優しくなれるかもと思えた。
痛いという人にはもう少し寄り添えそうだし。
つらそうにしている人に対して、私の思っている優しさの形を向けられない人もたくさんいるんだなって。
必要以上にイラっとしたりするのも減りそうかも?
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