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発達障害×服薬

あくまで個人の経験・考えです。
全ての発達障害の人に当てはまる内容ではありません。
参考までに、今の自分の障害は、服薬していれば正職員として働くことができ独居も可能な状態です。
受けている診断名は自閉症スペクトラム(ASD)です。


今回は、私が精神科で処方されたことのある薬について書きます。

私は、20台後半のときに発達障害の診断を受けていますが、診断を受ける数年前から精神科にかかっていて服薬していました。

診断名の履歴は、
適応障害→統合失調症→発達障害
です。

(発達障害と診断された後も、適応障害や抑うつ状態と診断されたことがあります)

抗うつ薬や抗精神病薬のうちいくつかは服用していた経験があります。

中には、頭の回らなさや、ストレスを強く受けた日に眼球上転してしまう副作用が出るものもありました。
眼球上転は意外と辛くて、特に帰宅するために車を運転しているときはイライラしました。

現在は、リスペリドンを中心に、睡眠や抑うつに対する薬も服用しています。

リスペリドンは、小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性や、統合失調症に対して処方される薬のようです。
薬の眠気の副作用が辛いことや、対人過敏の症状について医師に伝えていたため、処方されました。
リスペリドンは私に合っている感じがして、ずっと飲み続けています。
対人面での緊張感やイライラ感が軽減する感じがします。
慣れてくると、「今、リスペリドンが足りてないな」と気づいて頓服を飲むようになりました。
「リスペリドンが足りてないな」と感じるのは、過去の感情や出来事が次々と頭に浮かんできて目の前のことに集中できなくなるときです。頓服を飲むと楽になります。

怒りは、反芻してしまうと膨れ上がると聞いたことがあります。
服薬によって、恨みを増幅させず関係を壊さずに済むなら、薬に頼るのは必要なことだと考えています。

リスペリドンを多めに飲んでいるときは、副作用の眼球上転が出やすくなり、頭も回りにくくなり、人の話を聞きながら考えることが難しくなります。
また、リスペリドンを飲み始めた頃から排卵障害で月経不順になっています。
そのため、婦人科でホルモン剤を出してもらっています。

眠りに対する薬として、デエビゴという薬を服用しています。
リスペリドンを減らしたときに入眠困難になったためロゼレムという薬を出してもらっていたのですが、日中の眠気が辛かったため、デエビゴの最小量に変更になりました。


まとめ

現在はリスペリドンを中心に服用していますが、自分に合う薬や用量がわかったことで、生活の質が大幅に向上しました。
もちろん、薬だけでなくカウンセリングなどを同時に活用したことが良かったのだと思います。
薬に頼ることで人間関係を大きく壊さずに済んだため、周りの方々からのサポートを得やすくなっていたと思います。

発達障害当事者やそのご家族、支援者の方にとって何かヒントになれば幸いです。
ご質問などあればコメントをください。

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