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【打倒DAL】前シリーズを振り返ろう!

ご無沙汰してます、Mameです。

最近プライベートが忙しく、オールスター以降LACの試合も中々見れていない状況でしたが、プレイオフの進出が決定し、しかもその相手が3回目のMavsとなれば、さすがに何か書きたいなということでやっていこうと思います。

LAC vs DALは今シーズン3回試合をして2-1の成績でしたが、最初の試合はBig4スタメン期だったり、その後はジョージ・カイリーが怪我していたり、そもそもTDLでMavsは大きく変化したので、あまり参考になりません。

そして今回はカワイのGame1欠場が濃厚なようです。Game1だけ欠場という話であれば何も心配していないのですが、いつ復帰か未確定となるとかなり不安。1勝すれば3から復帰でもいいけど、連敗スタートだときつそう。とにかく膝の炎症が収まることを祈るばかり。。。
残るメンバーで強くなったDALを倒せるのか、Game1も非常に重要ですね。

ただ、過去2回もプレイオフで対戦したということは、タイルーはリーグでもっともドンチッチ対策を考えてきたコーチであり、その点は信頼しています。過去のシリーズでも非常に面白い攻防がありました。

20-21当時、食い入るように見ていた私は、自分で勝ってにスタッツを作ったり、公式スタッツが信用ならず手作業でスタッツをカウントしてみたり(!?)、とにかく狂気じみた作業をこのシリーズ通してやっめいたので、その当時の自分のメモを紐解きながら書いていこうと思います。過去のNOTEでも書いています。

主に大きな転換点となったGame3までの経緯を見ていきます!

それではよろしくお願いします!


ドンチッチのマッチアップメイキング


まずはこのシリーズを語る上で外せない「ドンチッチを誰が守るか問題」を見ていきます。逆に言えば、「ドンチッチは誰を狙うか」ということです。

以下は、Game1のLACのマッチアップ回数をカウントしたものです。
「MM-A/MM-M」は「FGA/FGM」のようなものだとご理解ください。正確には、ドンチッチがIsoして味方のフリーのC&Sを演出した場合も、ドンチッチがクリエイトした得点とみなしてドンチッチのアテンプトにカウントするよう集計したものです。

※NBA公式のマッチアップスタッツ(〇分〇秒で集計されているもの)ってあまり信頼できなくて…。時間より回数の方が気になるし、正規のマークマンなのかスクリーンで狙われたのかも分からないんので、手作業で集計していました

ドンチッチが外したいマークマンにはPickを、狙いたい相手にはIsoをするわけですが、まずはこの徹底したマッチアップメイキングがMAVSの攻撃の中心でした。この試合、ドンチッチは31P、10R、11Aのトリプルダブルを記録するわけですが、ドンチッチが自らのマークを責めた割合は39%で、スクリ-ンをマークマンを変えて攻めた割合は61%になります。特にズバを狙って攻撃していることがわかりますし、そのポゼッションにおいてはFG67%と驚異的な効率を残しています。

これらを集計すると以下のようになります。

FGMとMM-Mの差が、ドンチッチがクリエイトしてドンチッチ以外が決めた回数になります。彼のアイソから味方のFGMが3生まれており、アイソもチームプレーであることがわかります

彼がPickをすればFG50%、IsoをすればFG70%の攻撃を演出できるというのはとんでもない効率です。
そして、LACの恒例行事として、Game1でカワイは一度もルカを守っていません。これは今シリーズでも同じようにスタートすると思われます(欠場が短ければ)。

とにかく、Game1ではルカの起点づくりを止められず、113-103で敗北しました。改めて以下の表を見ると、ルカ自身のFG%は46%でそこそこ高いですが驚異的な水準ではありません。

しかし、ルカが攻めることで味方のC&Sを演出し、DFS・THJが6割以上のFG%と50%以上の3P%を記録し、LACの守備を破綻させました。
皆さんご存じの通り、LACはこのシリーズでスモールボールを多用することになるわけですが、Game1では怪我前のイバカも含めてセンター陣が長く出場しており、C&Sを守るためのローテーションが機能しない場面が多く、LACにとって大きな修正を迫られた経緯があります。

続くGame2、ここからはカワイも一部DFでルカを担当しはじめ、マッチアップ表はぐちゃぐちゃになっていきます。

基本的に213以外は全員狙いどころという精神で、アイソしか選択しません。加えてp&rにはLAC側がトラップを採用し、ドンチッチのマッチアップメイキングを防ぎに行った為ですが、結局P&Rを使わなくても責めれてしまうのがルカなわけで、トラップ回避でISOに集中した結果、39P、7R、7Aというこれまた素晴らしい記録を残されてしまったわけです。

試合は127-121で連敗、ルカのFG%も高いですが、それ以上にクリバー、ポリチンギス、THJのスタッツがえぐすぎます。THJは28点取ってエース級ですしね…(LACファンは皆覚えている)。

今となっては「0-2からのタイルーだから…」というファンも多いですが、当時は絶望しかなく、タイルーもきっと頭を悩ませたでしょう。
何度も言うように、ルカを守ろうと2枚のディフェンダーを使えば味方のフリーのシュートを演出され、ズバがいるとローテも間に合わない。

どうしたらルカを止められるのか。。。
崖っぷちのGame3を見てみます。

213のマーク頻度はそこまで変わらず、ロンドが増えています。意外なことにロンドはIsoで狙われているだけではなく、一定程度Pickを使ってはがされています。
とはいえ効率は超高いのですが、結果やいかに。

ドンチッチはシリーズ最高の44得点超え(!)、またGame2まではPickの割合が27~29%程度だったものが、この試合では41%に増加しています。LACのDFについては後述しますが、とにかくシリーズで最もルカにP&R中心に攻め込まれたものの、Game3はLACが勝利をもぎ取れたのはご存じの通り。

じゃあその要因は何かと言えば、味方の得点が落ちたことにあります。

DFS以外はFG%が極端に低い訳でもないですが、得点量が落ちています。ここにタイルーの1つ目のアジャストメント、「ルカ以外に気持ちよく打たせない」が現れていると思います。

Game2でイバカが背中の怪我で退場し、PT5分でコートを去った為、このGame3からLACは本格的にスモールボールに移行していきます。スモールボールには様々なメリットがありますが、そのもっとも大きなメリットの1つがDFローテーションが早くなることです。
Game3ではズバッチのPTは10分程度で、スモールボールを40分弱も続け、とにかく気持ちの良いC&Sを打たせないことを徹底しました。そして、インサイドが弱い分、ルカにリムアタックされることを許容したわけです。

DAL戦とUTA戦のスモールボール使用時間推移
選手別だとズバとベバリーが減り、モリスバトゥムが増加

シリーズの大きな転換点となったGame3、LACはシリーズの突破口を見つけました。そして続くGame4、追い打ちをかけます。

カワイ塾の開講です。
この試合では、チームとしてはGame3と同じディフェンススタイルを維持しつつ、1コーターからカワイがマンマークし、DALのオフェンスに蓋をしにかかります。

そして、ルカを19得点に抑えました(恐ろしいことにカワイ相手に結構点をとっているんですが笑)。FGA数は31得点取ったGame1と同じでした。もちろんルカが自ら自己完結なOFを減らしに行った要素もあると思います、なぜならこの試合からDALはマリヤノビッチを起用したビッグラインナップを活用し、スモールLACにインサイドを蹂躙することで対処しようとしたためです。しかしながら、気持ちよいC&Sを打たせないことは徹底出来ており、結果としてシリーズ最低の81得点に抑えることが出来ました。ルカの次に得点が多いのがツービッグとなっています。

かくしてタイルーは、基本的にはドンチッチを止めずしてDALを止める方法、そして最悪カワイをつけてドンチッチも止める方法について、当然完ぺきではないけれど、青写真を描くことには成功しました。

game5以降はカオスを極め、とにかくスモールなLACと、マリヤノビッチとポルチンギスのツインタワーで馬鹿でかいDALとの殴り合いになり、最後はカワイの暴力的なスコアリングゲームで勝利するわけですが、最後までハラハラした展開が続きましたね。以降のgameはここでは割愛します。

では次に、このようなマッチアップメイキングに対してLACがどのように対応したか、LACのDF視点で見てみます。


LACのDFコンセプト

先程のマッチアップの件を、LAC視点で分析してみます。
この「マークマンが誰か」というのは、試合中に確認するのがめちゃくちゃ大変で、速攻だからたまたま彼がついているだとか、ATOだけ特殊なマッチアップしているだとか、とにかく目で見て感覚で「〇〇がマークしている」と判断しているので、誤差があるのはご容赦ください。

以下は、左が正規のマークマン、右がスイッチ等の結果実際に攻められたマークマンを表しています。青がLACが意図したマッチアップ、黄色がルカが作ったマッチアップになります。

選手の右上のPがp&r、iがisoです

Game1ではカワイがルカをつかないという話をしましたが、そもそもLACはマークマンを目まぐるしく変更する傾向にあり、またこのシリーズではベバリーをDNPにする大きな決断もしています。
上記を見ると、とにかくマークマンが変わりまくっているのがわかります。誰が守れそうで、ドンチッチは誰を嫌がっているのか、まずは様子見をするわけです。そして、右下の「Share」を見ると、61%程度がルカの思い通りのマークマンで攻めることが出来ていて、彼のP&Rにあらがうことなくドロップ、スイッチしている様子がわかります。

Game2ではこう変化します。

カワイが追加されるとともに、ディフェンダーは皆Wing陣に変化していった様子がわかります。ドンチッチはガードとセンターを狙うためですね。とはいえ、右下の「Share」を見てみると、黄色が61%→46%と減少し、少しずつズバ等の狙いどころのプレイタイムを下げ、ルカの思い通りにさせまいと抵抗しています。他方で、これだけ213がマークしながらもドンチッチはGame2で39得点取っているわけで、ルカを止めに行くディフェンスの限界も感じたんだと思います。

そして運命のGmae3。

0-2で負けていて、絶対に負けられない試合、あなたなら第4Qの勝負所で誰をルカに付けたいですか?

タイルーが選んだのはロンドでした。笑

これが先程述べた「ルカ以外に気持ちよくC&Sを打たせない」の最終系で、これとスモールボールの鬼ローテーションにより、周りに打たせず、ルカが一人でひたすらロンド相手に8回も攻めさせて、オフェンスで孤立させる戦術をとったわけです。

Game3のルカのスタッツを再掲すれば、いかにルカが一人で攻めていたかがわかります。そして、DFSをはじめとした味方がホットハンドになることを防げたと思います。

「ホットハンド」について、タイムアウト明けのフリースローは体が冷えて入りにくいみたいな半オカルト的な話があると思いますが、試合の中でシュートタッチを掴むことって大事ですよね。ルカが一人で攻めると、味方のシュート機会が減り、ホットハンドになりにくいのではないかと考え、クォーターごとに検証した結果が以下の通りです。

「R-FGA」も勝手に作ったもので、ファール獲得もアテンプトに含んでいます

Game1で非常に顕著なのは、ルカのFGAで非常に少ない(24回)ことです。これは、Game1ではLACがトラップを採用し、ルカの手からボールを離すことを意識したためで、これが裏目に出ました。

ルカ以外のシュートを中心にした結果、ルカ以外のR-FG%は70%超え、この傾向はGame2でも続き、THJをはじめとした3P爆撃を前にLACはなすすべもありませんでした。
そしてGame3までを並べてみると、以下のように変化します。

Game3では、ルカが34本ものR-FGAを放ち、ロンドを主なマークマンにした4Qは味方のシュートがかなり減ったことがわかります。もちろん試合ごとにアテンプトの総数が異なるので、Game3でも1Q・3Qはルカ以外が18FGAと相応の数がありますが、これにはカラクリもあります。またルカ以外のFG%の変化は顕著で、70%代から30%台に変化しています。

このルカ以外のFG%が試合のカギで、上記の集計をGame7までやってみたところ、勝ち試合と負け試合を分ける大きなファクターはルカ以外のFG%で、ルカ自身のFG%は特に相関しておらず、それを集計したものが以下の表です。

試合ごとで集計
クォーター単位(7Game×4Q)で集計

diffの数値が勝ち試合と負け試合の平均値の差です。

Q毎にみれば、むしろルカのFG%が低い試合の方が勝っている結果となりました。一応ざっとルカのスタッツを並べておきますが、例えばGame7では46点取るわけですが、結果的にはLACが勝てました。

当時のマブスはSpot upの頻度が23.8%でリーグ4位、EFGは52.5%でリーグ9位であり、その大きな武器を奪うディフェンスをする必要がありました。そして逆に、LACもSpot upは26.1%の頻度でリーグ3位、EFGは60.6%でリーグ2位ながら、決めきれずにいました。

シューター陣を黙らせることが、このシリーズでもお互いにカギになるでしょう。ドンチッチに関しては、得点よりも、FG%やアシスト数に注目すべきかと思います。

少し話を戻すと、ルカのマッチアップメイキングについて、Game1ではルカの思い通りにマークマンを献上してしまった(黄色い「Share」の数値で、Game1で61%程度だった)のですが、その後この数値を一定程度減少させていきました。

LACのDFコンセプトの1つは「慣れさせない」ことにあり、目まぐるしくマークマンを変更します。出場メンバーでルカのマッチアップを担当しなかったのはおそらくセンター2人だけとかなり極端です。

これはチームDFにも表れていて、Game1時はまずズバによるドロップDF、その後トラップ、スイッチと1試合の中で対応を変えました。
結果的にマークマンはルカの思い通りですし、ルカに2人寄ればルカ以外が自由にシュートを打てました。ポルチンギスのカッティングも悩ましかったです。

トラップ

続くGame2ではトラップを控え、ドロップかスイッチで対応し、結果としてマッチメイキングされる割合(黄色のShare)は46%まで減少しましたが、これまた狙いたいマークマンを献上し、この試合ではズバ以上にアンダーサイズのベバリーが狙われることになりました。

以上の反省を生かし、Game3以降では、ガード陣(主にレジー)はショーDFを採用するに至りました。ソフトショーですね。ルカのマークマンは変えず、トラップほどルカによらず、の塩梅です。
ただ当然無傷ではなく、結果としてLACは以下の画像のようなシチュエーションを捨てる決断をしました。それは、ルカ以外のミドルショットです。

とにかくルカ以外がロールしてフリーになることとミドルを打たれることは許容し、レジーはとにかく追いかけます(レジーのローテDFは神)。

冒頭、Game3でルカのPickの割合がGmae1・2と比べて10%以上も増加したと書きましたが、その理由はこのショーDFであり、このフリーのロールマンを活躍しようとした為です。また、ルカ以外のFGがGame3でも多かったけどFG%が低かった要因もまた、C&S 3Pではなく、このような不慣れなミドルショットシチュエーションに追い込んだためでした。

ちなみにレイトトラップ(一旦トラップしないと見せかけて、ルカが攻めようとしたタイミングでトラップする、24秒バイオレーションを味方につけたDF。残り時間少ない状態でルカ以外がボールを持つので、FG%を下げる期待が出来る)の採用も良かったと思います。

長くなりましたが、ルカに慣れさせないようにDFを変え(マークマン、チームDF)、ルカ以外の気持ちよく打たせない作戦(スモールボール、トラップ貯める)を徹底したシリーズであり、それがLACのDFコンセプトでした。

その上で213の個のディフェンスがあることがLACの勝利に繋がりましたね。

前回シリーズの振り返りはこの辺りで終えておきます。


今シリーズはお互いスモールボールやるの?

今回のシリーズについても多少書こうと思います。

当時と大きく変わったことは、LACはスモールボールの卒業を目指し、ハーデンを獲得したことです。前回のようにLACがスモールをすればいいかというと、そうはいきません。今はギャフォード・ライブリーと言った有能なロールマンがおり、制空権を取り彼らへのロブパスを抑えることは今シリーズで非常に重要だからです。

そして、カイリーもいます。「ルカ以外」と一括りにしてよい訳がなく、彼を抑えることが重要にミッションに加わってしまいました。彼のドライブを止められるディフェンダーは少ないため、リムへ到達される可能性を踏まえるとセンターは置いておきたいと思います。
なんてったって今シーズン、ズバはついにリーグ1位のドロップディフェンダーになったんですから。

なので、センターのいるスタメン同士の殴り合いにどう勝つかが最初の関門です。ハーデン獲得時の記事で、バトゥムを放出しハーデンというメインハンドラーを獲得したLACにとって「アジャストメントさせる側に回れるかが肝心だ」と書きましたが、本シリーズもまさにそんな感じだと思います。

個人的に最も注目しているのはハーデンです。
OFでは、開幕当初の9連勝の頃に比べて、ハーデンも「孤立させられる」対応を取られていった印象があります(シーズン終盤は213がハンドルしチームとしては解決に向かっていきましたが)。ジョージやマンのC&Sを防ぐため、必要以上にハーデンのペイントアタックにあらがわず、シンプルなドロップでハーデンのP&Rを2対2で完結させ、彼のミドルショットは許容するDFをするチームが増えてきた印象があります。ルカと同じようにオフェンスの指揮をとるスターの宿命なのかもしれません。

なので、相手のセンター陣に対してP&Rでアドバンテージをとれるかが気になります。ルカはドンチッチ相手にアドバンテージを取りまくってくるので、その期待値次第ではズバッチを下げなければいけないですし、となるとハーデンのP&Rの相棒がコートを去ることになってしまいます。

もちろんハーデンの引き出しはP&Rだけではなく、今のDALにハーデンを完璧に守れるディフェンダーはいないように思います(これは213にも言えます)。ドロップとの戦いだけど、ドロップ以外で相手は抑えられないとも思っています。
なので、上記の心配をよそにペリメーターで暴れまくってくれることも期待しています!

またDFでは、レジーのようにショーDFすることはあまり想像できません。どちらかというとノームがその役回りになりそうですし、ハーデンはルカにマッチアップしても押し込まれないので安心感があります。
他方でローテーションDFではレジー程にスピード感がないので、前シリーズの戦略をそのまま踏襲することはできないと思われ、その意味でもズバと一蓮托生かと思います。スタメン同士の攻防でどちらが勝つかは、攻守でハーデンとズバッツのプレイタイムに影響する気がしています。
とはいえハーデンに関しては点の取り合いの為に40分出るような気もしますが、少なくともズバッツの命運はハーデンが握る部分が大きいはず。

信じてるよハーデン!


そしてもう一人はラスですよね。
ラスのプレイオフでのエースに対する本気ディフェンスは、去年のPHX戦しか見ていないものの、結構信頼しています。KDに対してマジですごかった。

今回、必ずルカをマークする時間帯が来るでしょう。
また、もし先にスモールボールに手を出すチームがあるとしたらLACの可能性が高く(やっぱりルカのズバ狩り性能は怖い)、その時ラスorジョージがセンターのスモールボールを使用する可能性が高いと思ってます。

ラスが相手のセンターとリバウンドで競ってくれたらスモールのDFは機能するだろうし、OFで空けられて相手のセンターにコートに居座る理由を与えて続けるだけになれば、213のオフェンスが停滞する要因になりえます。特に前シリーズではマブスは2-3ゾーンでカワイを止めようと試みましたが、これが同時にラス封じにも有効になってしまうと、LACとしてはかなり辛いところです。まぁカワイは止まらないと思いますが。

ラスがコートでプラスの存在感を放ってくれるのかも大きな分かれ目になる気がします。

最後にカワイにも触れておきます。
出場すれば何も心配はないので、完治を祈るばかりですが、カワイの凄い記録だけ載せておきます。DFSにつかれて、ツーセンターで2-3ゾーンをされた前シリーズでこれですから、今は止めようがないと思います。PJはカワイさんをリスペクトしちゃってますし。カワイは出たら活躍間違いなしです。

コフィがルカを守れる説は勉強不足で検証出来ていません。マンも4番になったり、みんなフィジカルは強くなったと思うので、総力をかけてルカイを守ってくれることを期待してます。
もしLACが先にスモールをすることがあれば、ルカ、カイリー、ギャフォードの3人にマークする選手は、その3人間でどうスクリーンされてもスイッチ出来る組み合わせでないと守りきれない気がするので(そこ以外はショーDFしても良いと思ってます)、213以外の誰かの守備が輝く必要があると思ってます。この点でもラスは筆頭候補ですね。

おわりに

ここまでお付き合いありがとうございました。

とにかく試合が楽しみですが、今回はDAL勝利予想がめっちゃ多いですよね。当時2年連続で優勝予想して下さった佐々木クリスさんもDAL通過予想です。足元の調子やカワイの怪我を踏まえれば理解できますが、カワイジョージハーデンを止められるディフェンダーはいないので、クリッパーズが理不尽する番だと思ってひたすら勝利を信じます。

今回は過去作ったデータを用いて記事を書いたので作業時間は短めでしたが、最近バタバタなので残念なことにプレイオフもリアタイは無理そうです。。。NOTEを書くのも次はシーズン終了後かなと思ってます。

なのぜリアタイ応援は皆さんに任せて、私はネタバレ防止でなるべくSNS絶ちしたいと考えてますので(結果気になりすぎて我慢できるか不安)、どうぞよろしくお願いします。

POの組合せは結構理想通りだし、マブスに勝てれば優勝がかなり近づく気がします!マブスは強敵だけど、本気のクリッパーズは間違いなく強い!
全然触れてないけど推しのジョージも無双してくれるはず!

皆で応援がんばりましょう!
ではでは!!

Mame


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