今月のお仕事⑬〜エコドライブについて調べていたらMr.ゼロカーボンに出会った〜
こんにちは、環境に良い暮らしがちょっとでも出来るように、今月も脱炭素な記事を書きました↓
エコドライブって、運転のマナーや基礎的な事をコツコツやるだけで環境に良い行動につながるし、思いやりのある運転も出来て、家計にも優しい。エコな車を慌てて買わずとも、今乗ってる車でも環境に優しい取り組みが出来るんです。
世の中の動きで思うこと
年末が近づいて来ると世間の動きが忙しくなります。特に田舎は、車の量が増えて法定速度守ってる?と言いたくなるくらいに、光の速さで駆け抜ける車もバイクもいます。
そして、なぜかトラックが年末近付いて来るとめちゃくちゃ増えて、早朝に子供と一緒にバスを待っている間に何台も通って、バスを待っている私達が見えると、減速するトラックもいれば、そのままのスピードで駆け抜けるトラックもいます。(車もバイクも同じ行動を取ります)
歩行者側でいる時、スピードが出ている車が近づいて来ると、結構恐いです。
普段は運転してる立場なので、歩行者側の気持ちがわからなかったけど、実際に子供達と一緒にバスを待っていると、車の走り去るスピードが、運転している時よりも何倍も速く感じられて、恐怖です。
なので、スピードの出し過ぎには気を付けるようになりました。特に横断歩道付近やバス停は、スピードを落として人が居ないかを必ずチェックします。でもこれって、教習所で何度も教えられた事なんですよね…。
最近、世の中全体が、大事なことを忘れ去っている気がしてならないんです。
私より5分早く家を出ろ
運転していて、ふとバックミラーを見たらガッツリくっついて走ってる車が未だにいて、穏やかではない運転の仕方をしている場面を見かける機会が増えた気がしている。
世の中の動きが激しく、みんな忙しそうに運転している。
少し前まで私もみんなと同じようにセカセカと荒めな運転だった。
子供たちのお迎え、買い物、仕事、子供の習い事での試合の配車当番と応援、日常で車の移動が不可欠で移動時間の短縮で、少しの距離でも車で移動してしまっていた。
1日のスケジュールがパンパンに詰まっていると、車が無くては全てをこなせなくなっていて、散歩する機会もなかった。
車をフルに使うので、当然ガソリンを入れる回数も多かった。
これは、生活も私の健康にも悪循環だと感じて、セカセカと忙しく生活をしないようにスケジュールをパンパンに詰めないように、ゆとりをキープすることに努めた。
で、改心してゆったりとした気持ちで安全運転していると、私のような思想を持たない人が、世の中にはまだたくさんいるので、私の後ろで「どけろ」と言わんばかりに煽ってくるんですよ…
その時、いつも思うのが「私より5分早く家を出ろ」である。
そういう人は、きっと家を出る時もバタバタとしているに違いない。
運転している時だけでなく、普段の生活からバタバタとしていることが多いのだと思う、少し前まで私もそうだったから。
そこに気付いたのは「エコドライブ」というものを知ってからだった。
普段、取り組んでいるエコ
脱炭素に関するアンケートを実施した時に「普段取り組んでいる脱炭素行動」について聞いてみたら「エコドライブをおこなっている」と、回答があった。
「エコドライブ」って、EVの購入のことかなと思って調べたら違った。
EV じゃなくても、今乗ってる車でも出来るエコなことでした。
これなら今すぐ出来る!失いかけていた大事なものを取り戻した感覚でした。
これは、良い!と思って記事にすることにした。
Mr.ゼロカーボン現る
家から職場までの距離、往復40キロ。
月曜日から土曜日まで毎日通勤している私の旦那は、14〜15年くらい前に販売されたエコカーではない、ガソリンを燃料とした軽自動車に乗っている。
引っ越すまでは、徒歩で職場に行っていたが、今は通勤手段が車となった。
毎月渡すガソリン代は、1万円。
これだけ渡しておけば、一回につき3000円として、月に3回給油できるから、お釣りが少し戻ってくればラッキーかなと思って1万円を渡していた。
毎月1万を渡すのを数ヶ月続けていたら「今月は、5000円でいいよ」と言うので、減らして渡した。
その次の月も「1万円もいらないかも」と言って減らして渡して、それが何ヶ月か続いて、そろそろ多めに欲しいだろうと思って1万円を用意していたら、逆に8000円余っていると言って返してきた!
「なんで?こんなに余る?!」謎過ぎた。
毎日通勤して往復40キロを車で走っているのに、軽自動車だから普通自動車ほどガソリンは一回の給油では入りきれないけど…こんなにお金が余るものなのか?
「毎日車使ってるのに、こんな余る?」と旦那に聞いたら
「ゆっくり走れば、燃費良いよ」
「毎日、標識の速度の通りに、50キロ以内のスピードで走ってるから」
私は、絶句した。
「後ろから煽られない?」と聞いてみた、それでも屈せず50キロ以内でゆっくり走るというのか…
「後ろは、見ない」
さらに絶句した。
車をゆっくり走らせるだけで、お釣りがこんなに返ってくるとは…と、驚いた。
普通に生活しているだけなのに、地球にも家計にも優しい人間が、すぐそばにいた。
Mr.ゼロカーボンかよ。
環境系の本などは読んだ形跡もなく、ただ毎日マイペースに生活をおくっているだけで地球に優しい行動を取ることが出来ている、Mr.ゼロカーボン。
休みの日は、家でゆっくりと自分の好きなゲームをして過ごしたり、庭の草取りをしてくれたり、とにかくじっとして余計なエネルギーやお金を使わずに過ごせる人間なのだ。
私は、いろんな記事や本を読んで学んでやっとなのに、Mr.ゼロカーボンは根っからのゼロカーボンなので、本なので学ばずとも省エネルギーで生きていけるのだ。
お小遣いも毎月あまり使うことなく、財布の中に貯まりまくっている。
買い物も、リサイクルショップ。
中古のニンテンドーDSのソフトを購入して、子供たちと一緒に遊んで、家でのんびり過ごすことが幸せと言う。
大きな木のような存在。
子供たちは、その木によじ登るように戯れる。
意外と偉大なMr.ゼロカーボン。
今日のMr.ゼロカーボンは、有給を取ってリビングで涅槃像のように横たわり寛いでいて、私がすぐそばで、ガチャガチャとキーボードを叩くように、この話を書いている。
「仕事?」と、聞かれた私は「うん」と答えた。
その後、それ以上は聞かないのが、良いところである。
彼は、余計なエネルギーを使わず、のんびり過ごしている中で、いつの間にか眠って省エネモードになっていた。
今日も我が家は、地球にも家計にも優しかった。
サポートしていただいたものは子供達の活動費として使わせていただきます、活動内容は記事にして報告させていただきます。