生きていて
谷川俊太郎さんの「ぼく」をはじめて読んだとき、涙があふれて止まりませんでした。2022年2月のこと。
この絵本は、自死を想ってつむがれたものです。
わたしは泣いたとき、
「この気持ちと感覚を、やっと認めてもらえた。」と救われたような感じでした。
誰にも言えない気持ち、勇気を出して話してみても理解してもらえない感覚、孤独感…
自分がおかしいのだろうかと
責めてしまうことから解放されたのです。
わたしは、いろいろ悩む➡️解決を繰り返して学んだことから、少しでも誰かのエネルギーになりたいと思ってnoteを書いています。
でも、生きることの意味については今でもよくわかりません。
ただなんとなく思うのは、
生きることも、命も
自分一人だけのものではないということです。
植物も、動物も、虫も、自然にあるものを見ているとそのように感じます。
大きな流れのいちぶであること。
宇宙の中のひとつとして成長していくこと。
じゃあ、個性とか、自分に合った仕事を求めるのが間違いなの?っていうと
そうではないです!
みんな生まれながらにちがった性質をもっていますよね。
体を動かすのが得意な人
よく考える思慮深い人
心配りのできる優しい人
芸術的センスに優れている人
ワクワクするのが好きな人
静かで穏やかに過ごすのが心地よい人
・・・etc
もともと持っている性質を活かして誰かの役に立てたとき、
誰かに喜んでもらえたとき
なによりも大きな幸せを胸いっぱいに感じられるのだと思います。
でも、こんなことまったく考えずに当たり前に生きられる人と
そうじゃない人がいます。
正直いうと、生きる意味なんかで悩んだことがないという人を
うらやましいと思ってしまうこともあるのですが・・・
それはもう、しかたないんだ!と自分に言い聞かせています笑
人それぞれに幸せも、人生のテーマもちがうのですから。
迷いながらでも少しずつ、
自分にとって心地よいことや、どんなときに心が突き動かされるかがわかってきます。
これはよく人生の先輩方がおっしゃっていることですが
いろいろな経験や学びが積み重なって、繋がって、
「あ、これでいいんだ。」と思えるときや
ちゃんと「ぜんぶ大丈夫になる」ときが来るみたいです。
だからわたしも、やっぱり歩いていきます😊
これを読んでいるあなたが、なにかむずかしい気持ちを抱えているなら
「ひとりじゃないよ」と伝えたいです。
そんな想いで、これからも言葉を紡いでいきます。
***
「ぼく」を読んだあとに書いた詩を紹介しています。
よかったらのぞいてみてください🐸
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