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怒りの本質ってなんだろう

こんにちは、siroです。
唐突に”怒り”について考えたくなったので、考えてみました。

2000字ぐらいの、私の好みよりちょっと長めの文になったので▽△を入れてみました。
ぱぱっと読みたい人は、三角の中の文は飛ばしちゃってくださいね!

飛ばす文


話の軸から少し外れるおはなしを、三角の中に入れています。


怒りが発生するプロセス

怒りが発生するプロセスは、
①マイナスの情報→②ストレス→③発散(怒り)
です。
例えば、
大切なものを壊される→憤り→怒る
とかでしょうか。

ちょっと調べてみると、心理学には
一次感情 と 二次感情 という言葉があるみたいです。
一次感情は、情報に対してはじめて感じる感情です。(悲しみ、虚しさ、苦しさなど)
二次感情は、一次感情を感じたあとの感情です。
(怒り、嫉妬、罪悪感)

上記のプロセスだと、②ストレス(憤り)が一次感情、③発散(怒り)が二次感情 に当たるんだと思います。

怒りに対する疑問

でも、このプロセスに対してちょっと疑問を感じませんか?
私は二つの疑問を感じました。

① なんで憤り(ストレス)を感じるん?
と、
② なんで発散しようとするの?

です。小さい子供の質問みたいですね。

憤りを感じる原因

まず、憤りを感じる原因は、
”自分にとって損な状態を克服するため”
だと思います。

大切なものを壊される
 ↓
壊した人は私にとって損な人
 ↓
怒って攻撃、批判する
 ↓
自分にとって有利になる

私たちが憤ってしまうのは、人間の本能なのでしょう。
だから決して、私たちが「あの人を排除したいから怒っている」わけではありません。
怒りたいからという理由で怒っているだけです。

発散したいと感じる理由

そして、なぜ発散したいかは、発散そのものが、人間が行動する仕組みだからです。

私たちが感じる
「○○したい!」

「○○を発散したい!」
と同じな感覚があると思います。

そうして湧き上がったモチベーションは、自分を有利な状況に動かすエネルギーになります。

憤りを感じる理由は、自分の損の状態を克服するため。
発散したいと感じる理由は、自分を有利な状況にすること。
どちらも結局、”自分にとって有利な状況にしたい”っていうことですね。

怒りの本質とは


改めて、怒りの本質とは
”自分が不利になるというストレスの発散”
です。
どんな怒った場面、怒られた場面を想像しても、突き詰めるとこの感情が見えてくるんじゃないでしょうか。


怒りにつて、十分に抽象化したので、今度は具体化をしてみます。

”怒る”の正当化

はじめの方にも少し書きましたが、怒るひとは怒りたいから怒っています。
感動する映画で泣くのと同じ。
それに正当な理由を付けちゃうのはおかしいと、私は思います。
例えば、「あなたのために怒ってるの!」とか言われても、それなら優しく注意してもいいはず。
論理と感情を混ぜちゃっているが故の発言ですが、論理と感情は混ざらないものだと思います。
論理はあくまで私たちの感情に訴えかける情報でしかなく、結局は感情に基づいて行動が決断されるのですから。

でも、私たちは自分が何を思っているのかを知ることは、意外と難しいらしいです。
それは、分離脳患者の実験や、スポーツ選手の反応速度などから科学的に証明されています。
▽▽
例えば、私は野球をしていましたが、
私たちが意志によって行動を決断するには、少なくとも0.5秒ほど必要らしいのです。
しかし、投手のリリースからミットまでのボールの移動時間は約0.5秒ほどらしいのです。
つまり、0.2~0.3秒ぐらいで判断しているんだと思うのですが、これだと意志によるバッティングはできません。
それなのに、私はいい打球が飛んだ時、確かに自分の意志で打った感覚があるんです。決してたまたまじゃないよって。
△△
しかし、科学的にはたまたまらしい…つまり、私たちは意志で動いているかもわからないぐらい、自己分析の苦手な、本能的に勘違いしてしまう生物ってことだと思います。

そう考えると、なんだか怒ってくる人に対しても許せる感じ、ありませんか?
この人の意志じゃなくって、”反応”なのかな?みたいな。
実際、「あなたのために怒ってるの!」は、言っている側は本当に論理に基づいていると勘違いしているわけですし。

ただ、私はできればあんまり怒らない方が得だと思います。
自分にとって気持ちいいほうを選びたいですね。


~~
何となく、「怒りについて考えてみたいなぁ」とは思っていましたが、考える対象が”怒り”だと、抽象的すぎて終始話がふわふわするんです。
例えば、「先日○○に怒られた。あの人はなんで怒ってたの?」から考えると、一旦怒りを抽象化、特徴を見出してから再度具体的に考えてみると大体わかります。
でも、抽象的なものがテーマだと、本質(一番抽象に近い地点)になるから、オチが一番ふわふわするっていう、最悪な展開になるんですね。
でも怒られるシーンって、学生の私にはないし、結局本質のお話になってしまいました。
最後の具体化は無理やりです。
まぁでも、何となく書いてよかったかな?って感じもします。
△▽のシステム、よかったですか?
私はあんまり、本以外で長い文章を読むのはあんまり好きじゃないから、どうにかできないかなと思ってやってみました。煩わしかったらすみません!


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