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【ママ予報Vol.9】働くママのスキンケア事情②~自分のこと以上に気になるのは子どものスキンケア!~

子育てをしていく中で、子どもの肌荒れやスキンケアで悩むママたちも少なくないはず。食べ物やヨダレで口まわりが荒れてしまったり、首や手首などの関節部分が赤くなって痒そうにしていたり…様々な肌トラブルを抱えている子どもたちのために、ママたちは、皮膚科へ足を運んだり、スキンケア商品を試してみたりと奮闘しています。

前回記事、ママたち自身のスキンケアについて調査しましたが、今回は、子どもの肌悩みについてアンケートを実施しました。ママたちは、どんな肌悩みを抱え、どんな商品を選んでいるのでしょうか?

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【調査概要】
調査対象:ママスクエアで働く、0〜2歳までの子どもがいる20代〜40代のスタッフ100名
調査方法:アンケート調査
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◆ママたちが気になる!子どもの肌悩み

今回のアンケートでは、子どもの肌悩みを持つママが約半数いることが判明!

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肌トラブルを抱えていると答えたママたちに、さらにどのパーツに悩んでいるのか伺いました。

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ママ自身への肌悩みでは、「顔まわり」が圧倒的多かったことに対して、子どもの肌悩みは、首周りや背中、足など全身の悩みが多いことがわかりました。


【コメント抜粋】
・乾燥するとすぐに赤い湿疹ができる(0歳8ヶ月 女の子)
・あせもができやすい(1歳0ヶ月 男の子)
・敏感肌で荒れやすい (1歳7ヶ月 女の子)
・アトピー性皮膚炎(2歳3ヶ月 男の子)
・乾燥なのか、汗なのか、バリバリ掻きむしるほどではないが年中痒そうにする時があり、 掻きこわしがたまにある。癖になっている気がする。 (2歳9ヶ月 男の子)
・とびひなど掻きむしるので赤くなっている(2歳10ヶ月 男の子)

これらの回答を見てみると、乾燥や汗疹などと言った悩みを抱えているママが多い印象です。0〜2歳は、かゆみを我慢するのが困難な年齢であり、季節の変化への対応もしづらいお子さんも少なくありません。皮膚も薄く、敏感な肌を持つお子さんへのスキンケアは、あらゆるパーツへの配慮が1年を通して必要だとママたちは感じているようです。

では、ママたちは子どものスキンケア商品はどのように選んでいるのでしょうか?

◆子どもの顔まわりのスキンケアは「刺激性」を重視!

はじめに、子どもの顔まわりのスキンケア商品の使用状況を調査。

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顔まわりの肌悩みを抱えているママは少ないが、顔まわりのスキンケアは約64%のママたちが使用していると回答しました。さらに使用していないと答えたママたちに、理由を伺ってみると…。

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約4割が、スキンケアの必要性を感じていないことから、スキンケアを行っていないようです。しかし、約27%のママは「秋冬のみ使用している(乾燥している季節だけ使用している)」と回答。顔まわりに悩みがない場合でも、体の他のパーツの乾燥が気になる際には、全身ケアの一環として、顔まわりも行っていることが推察できるでしょう。

では、ママたちは子どものスキンケア<顔まわり>商品を選ぶ際には、どのような基準を持っているのでしょうか?

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圧倒的に、「刺激性」を基準に選んでいるママたちが多く、続いて「効果効能」「値段」という回答でした。病院で処方されるものや、薬局で購入される商品を選ぶママが多く、「無香料」や「無添加」など自然派のキーワードに惹かれて購入しているようです。繊細な子どもの肌に使用するため、医師などからの正しいエビデンスがあるもの、信用できる商品であることが重要視していると言えます。

◆敏感な子どものスキンケアだからこそ、刺激がなく信頼できるものを選びたい

同じく、身体へのスキンケアを調査したところ、スキンケア商品を使用している割合は、顔まわりのスキンケアの使用率と8%しか差がないことがわかりました。

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子どもの肌悩みが気になる箇所の調査では、全身のパーツを答えているママが多かったが、スキンケアは顔まわりも全身も一度にケアしているということがこのことから言えるのではないでしょうか。

身体のスキンケアアイテムを選ぶ基準も、顔まわりのスキンケアアイテムとほぼ同じ回答分布となりました。

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使用している商品も、顔まわりのスキンケアアイテムと併用しているママが多く、は「顔」「身体」とケア商品を区別しないママたちが多いことが読み取れました。

つまり、子どものスキンケアは、顔にも身体にも使用でき、刺激性のない信頼できるアイテムが選ばれるという結果となりました。

ママ自身へのケアは“コスパ”や効率を重視している一方、子どものケアアイテムは、自分のこと以上に安全面を重視したものを選んで使用しているようです。これは、自分でケアが難しい低年齢の子どもたちの肌を守りたい!というママの思いが伺えます。

毎日行うスキンケアが子どもたちの肌を守ってくれると感じているからこそ、スキンケア選びは慎重になるのでしょう。現在、ママたちが使用しているアイテムに大きな偏りはありませんでした。ママたちは、日々子どもの肌と向き合いながら、試行錯誤して商品を選んでいると推察できます。子どもの肌悩みを抱えるママたちの思いに応えるアイテムが、的確に届けることがこれからも必要ではないでしょうか。

次回は、α世代の子どものデジタル環境とママのデジタル価値観についてお届けします。お楽しみに!

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