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「習い事行きたくない!」と子どもが言い出したら?やめ時はいつ?

こんにちは!ママリ編集部のみほです。

いよいよ4月となりました。桜もチラホラと咲き始め、ますます春らしさを感じるようになってきましたね。

新年度ということで進級準備をしたり環境が変わったりした方もいらっしゃるかもしれませんね。そんな新しい季節…うちの娘にもちょっとした変化がありました。

娘の習い事のバレエ…「行きたくない」ということが増え、話し合いを重ねた結果、5年続けていたバレエを辞めることに…。
今回はそんな習いごとについて書きたいと思います。


「バレエに行きたくない」と言い始めた娘

娘がバレエを習い始めたのは3歳のころでした。
娘の通っている幼稚園のアフタースクールでバレエの習いごとをやっていたのを見た娘が「私もバレエを習いたい」と言ったのがきっかけでした。

私は今までバレエとは無縁だったので、どんなふうにサポートすればいいのかわからずに敬遠していたところがありました。しかし、何度も「習いたい」という娘の熱意に押されバレエを始めることに…。

引っ越しなどで3回ほどバレエ教室をかわっていましたが、楽しそうに通う姿を見ていて、今まで「やめたい」「行きたくない」といったことを娘が口にしたことはありませんでした。

発表会前はレッスン日やリハーサルなども増え、夜遅くまで練習することもありました。発表会に出ることを目標に一生懸命頑張っている姿を見て、親としても応援したい気持ちでサポートしてきました。

そんな娘が小学生に上がったころから「今日はバレエに行きたくない」と言うことが増えるように…。

どうして行きたくないのか話を聞くと「今日は行きたい気分じゃない」「行けば楽しくないわけじゃないのだけど、行くまでがしんどい」という理由でした。

「なんのために習ってるの?」

教室に行けば一生懸命に練習を重ねていた娘…。先生からも「よく話を聞いて、いつも言われたことに対して真面目に取り組んでいる」と評価もされていました。

そんな娘でしたが次第に練習には消極的になり、発表会前もあまり身が入っていない様子を目にするたび、「なんのために習っているの?」という言葉がでずにはいられないことも…。

その質問に対して娘は「お金がもったいないから」と言ったのでした。

「じょうずになりたいから」「楽しいから」と言う答えを期待していた私は、少なからずその答えにショックを隠せませんでした。

「お金がもったいない」から娘はバレエに通っているのであれば、バレエをやめた方がいいのではないだろうか…。そう考えるようになりました。

「だったらバレエをやめる?」と聞いてみても「楽しくないわけじゃない」「行けば楽しい」と言うので、なんとなくダラダラと続けているような感じでした。

やめ時っていつ?

そんな娘でしたが、ある時「3年生いっぱいでバレエをやめようかな」と言われたことがありました。

よく話を聞くと「トゥシューズクラスまではいかなくていいと思ってる。トゥシューズを履くクラスになると夜のレッスンにも出席しなくてはいけないし、先生もかわる」「私はそこまではいかなくていい」ということでした。

習い事は10年続けることで特技になったり身についたりするという話をどこかで聞いたことがあり、できれば小学生いっぱいは続けた方がいいのではないだろうかと考えていました。

しかし、娘には娘の考えがありそう決めたのなら、その決断を尊重しようと思っていました。

ですが、その話をして以後、ますますレッスンに行かない日が増え、改めて「やめ時」について話し合いをすることに。

区切りがついているのであれば…

ちょうどパパも一緒にいた時にその話になり、娘も交え3人でバレエの「やめ時」について話をすることに…。

ダラダラと続けることを疑問視していた一方で、「継続すること」が大事なのではないかと考えていた私に対し、パパはまたちがう視点を持っていました。

「娘ちゃんのなかで目標が達成されたのであれば、無理に続けることはないんじゃない?後ろ向きな理由じゃなくやめるのであれば、パパはやめるという決断が早まってもいいと思うよ」とのことでした。

水泳を習っていたパパは「4泳法を習得したらやめる」とう目標があり、4泳法習得までは頑張って続けていたという話でした。

「パパはバレエの目標がどんななのかわからないからなんとも言えないけど…」と話すなかで、娘は「もう私のなかでは区切りがついている」という返事がありました。

娘のなかでは「トゥシューズクラスまではいかなくていい」という答えが、結局、もう「いつやめてもいい」ということだったようです。
彼女の中ではすでにモチベーションを失っていて、「上達したい」という意欲がなかったのかもしれません。

そんな話を聞くうちに、必ずしも10年以上続けることが正解というわけではなく、そこに前向きな目標や意思がなければ無理に続ける必要はないのかもしれない…。そんなことを思いました。

自分で選んだ習い事で5年間一生懸命取り組み、自分で納得してやめる決断をした娘…。
もしかしたらいつかまた「またバレエに触れたい」と思う日がくるのかもしれません。それもまた悪くないんじゃないかなと、いつも一生懸命な彼女を見ていて思います。

▼ママリで紹介中の「習い事」に関する体験談はこちら


皆さんは子どもが「習い事やめる」と言ったらどうしますか?ぜひコメントで聞かせてくださいね。


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