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本日、臨時休校!雪が降ったら何をする?

こんにちは!ママリ編集部・シンママみほです。

朝、カーテンを開けると一面真っ白な雪景色でした。
道路の雪は轍で溶けかけてはいるものの、屋根や車にはまだこんもりと積もった雪が真新しいまま残っています。
都内では数年ぶりの大雪警報。慣れない雪にとまどうことも多いですよね。

娘も本日は学校が臨時休校になりました。さっそく雪遊びに繰り出すかと思いきや、「15時までは勉強する」とドリルを開いています。

本日はそんな雪にまつわる思い出を書きたいと思います。


子どものころどんな雪遊びをした?

皆さんは子どものころ、どんな雪遊びをしましたか?
私は幼少期は千葉県に住んでおり、都内と変わらないような気候でした。
雪もそんなに多く降るわけでもなく、積雪があるとうれしくて庭にかけだしていたことを思い出します。

雪国で作るような「かまくら」に憧れましたが、ささやかに雪だるまを作ったり雪うさぎを作ったりするくらい…。たまに近所の子と雪合戦をして遊んでいました。

ご近所さんは家族総出で雪をかきあつめ、人が入れるくらいの大きさの「かまくら」を作っていました。立派な「かまくら」で、他の子も誘ってみんなで見に行った覚えがあります。

かまくらの中に入って灯りをともし、湯気を上げながらあたたかいおしるこを飲んでいる姿はとてもすてきで、子ども心に憧れの気持ちでいっぱいになりました。

母から聞いた「雪の王女さま」のお話

雪にまつわる話で忘れられないのが、母から聞いた「雪の王女さま」のお話。

「雪の王女」というのはアンデルセンの「雪の女王」とはまた別の話で、私の祖父が母に語って聞かせたお話です。

戦後、紆余曲折あり、一時期ボロ屋に住むことになってしまった祖父たち。
家はすき間風が通り、雨もりをするような家でした。

母や母の姉はまだ幼く、真冬には厳しい寒さで眠れなかったといいます。

そんな中、祖父とくっついてひとつの布団に入り、天井を見上げていたところ、天井のすき間からひらひらと雪の結晶が舞い降りてきたそうです。

それを見た祖父は「まるで雪の王女さまみたいだねえ」と目を細めて言い、母や姉に雪の物語を聞かせたそうです。

雪の王女は月光を帯び、きらきらと輝きながらふわりふわりと夜闇でダンスを踊っているようで、とても神秘的でうつくしかったそうです。

その後、しっかりとした家を構え、もう天井から「雪の王女」が舞い降りることはありませんでした…。ですが、母はその「雪の王女」のことが忘れられず、大人になってもステキな思い出だったと語っています。

母は「自分がつらいと感じる時、あの雪の王女を思い出す。どん底にいると思っていても、ほんの少しの視点で世界にうつくしさやおもしろさを見出すことができた父(祖父)をとても尊敬していた」と言っていました。

私もその話を聞いてから、「雪の王女」は自分の心の中にも住むようになりました。

皆さんは雪にどんな思い出がありますか?

私にとっては雪はめったに見ないものだったので、雪に対してはどこか「憧れ」や「うつくしさ」といった非日常の風景として感じられますが、雪国に住む人にとってはとても大変なことでもありますよね。

母の実家も豪雪地域だったので、積雪になると屋根の近くまで雪に埋もれることもありました。
ママ友も「雪が降ると朝、無線が流れてみんなで一斉に雪かきが始まる。それが大変で大変で…雪かきは命がけだった」と言っていました。一方で、「学校ではスキーの授業があってとても楽しくて、雪遊びがたくさんできたのはいい思い出」とも…。

雪で交通手段がなくなってしまったり、ライフラインが断たれてしまったり、困っておられる方もいらっしゃるかと思います。
車もスタットレスやチェーンを用意しておらず、無理に走らせると事故につながることもありますのでご注意くださいね。

また、雪がとけても足元が滑りやすくなりますので、くれぐれもお気をつけてお過ごしください。

さて、本日、臨時休校の娘…。勉強が終わったらお庭で雪あそびを楽しみにしていて、「空に向かって雪玉を投げたい!」と張り切っています(笑)

皆さんは「雪」にまつわる思い出はありますか?雪が降ったら何をしますか?ぜひコメントで教えてくださいね。

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