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多分アスペルガーの父 里帰り出産でお風呂の水道をぶった斬った話


こんにちは、ママノスケです!
記事にお立ち寄りいただきありがとうございます。

以前書いた、ヘンテコすぎる多分アスペルガーの父の話。笑


沢山の方に読んでいただけて、かつそんな父を面白がれる(怒り心頭な時もありますが)母の事も評価していただけて。笑

嬉しかったので、今回もまた父の話を書きたいと思います!

今回の被害者は、そう、私ママノスケ。笑
私が3年半前に里帰り出産をした時のお話です。



居心地良いはずの里帰り出産が…


第一子の出産で里帰りして出産をする人も多いですよね。

私も、夫がタイミング的に育休が取れなかった事もあり、
また地元に有名なホスピタリティの高い産婦人科があった事もあり、里帰り出産を選びました。

里帰りするタイミングは、現在のお家の土地契約、そして長く膵臓がんを患っていた夫の父が他界するという、夫にとって人生が激変する出来事が目白押しで、

朝から土地の契約に行き、そのまま里帰りで私の実家に送り届け、その足で羽田に向かって実家に帰省しお義父さんをみおくる。
そんなバタバタな里帰りになりました。

迎える私の実家としても、こんな大変なタイミング、、
と驚いていたのですが、人生ってそんな運命的なタイミングがあるんですよね。

そんなこんなで臨月に入って里帰り生活が始まった私ママノスケ。

私の母は70歳を超えて現役の美容師で、実家の1階にある美容室で仕事をしていたので、私も掃除などの家事を手伝っていました。

ここで陣痛が起こった場合、
病院に連絡し、シャワーを浴びて体をキレイにし、タイミングが来たら出産グッズや入院グッズを持って病院へ向かう…
どこの病院でもこんな感じかもしれませんが、これが病院から告げられた流れでした。

そう、

陣痛がきたらシャワーを浴びなければいけない!


どんなに汗だくになっても出産当日はシャワーが浴びられないし、体をキレイにして出産を迎えるために絶対必要なのです!


そんなドキドキの出産予定日が2日後に迫ったとある日。
父が言った発言に驚愕したのでした。

「シャワーの水道ぶった斬っちゃったから今日シャワー浴びれないから」


聞いたことないし意味がわからなすぎて困惑する私。
そして意味がわからないながらもブチギレる母。笑

いや、どうしてそうなった?!

どうやら、前々から古くなっていた水道が気になったらしく、キレイなものに取り替えてあげようとしてくれたらしいのです。
善かれと思って。
このタイミングで。笑

一応お伝えしておくと、もちろん里帰りが急に決まったわけではありません。笑
半年前には決まっていました。
そして水道が急に古くなった訳でもありません。笑

もっと前にできただろーーー!!!


…とは皆さん思いませんか?笑

父は元々水道関係の設備士として会社も経営していたので、腕には自信があったようで。
しかし75歳で仕事もとっくに引退している身、かつ思った以上に古かった水道では、ぶった斬ってしまうみたいです。笑

リスクを考えなかったとしても、もっと前にやっておいて欲しかったのですが。笑

という訳で、ぶった斬られた元の水道にホースを繋ぎ、そのホースを窓から引き込んで、ホースで水を浴びる、、、
というなんとも原始的なスタイルでお風呂に入ることになった私たち家族。笑

9月末でまだ暑かったとはいえ、お湯も出ないこの原始的水浴びは出産予定日間近の妊婦の環境と思えませんよね。笑

そしてこの原始的水浴びは出産予定日当日まで続くのでした。笑



新生児がいる家で電ノコを使う父


結局、息子は予定日から5日遅れて、計画入院する形で出産しました。
その頃にはシャワーも直り、無事快適なお風呂に入ってから入院できました。

これって当たり前じゃないんですね。笑

その後無事出産を終え、4日間の入院を経て実家に戻った私。
そこからまた父の行動に悩まされるのでした。

出産前の里帰り期間、
終活ブームだった両親に、「私の部屋の要らないものを仕分けて欲しい」とお願いされていました。

私もいい機会だと思い、ありとあらゆる物を捨て、気づけばチェストが空っぽになっていました。

「このチェストもう要らなくなったから捨てるよー」
と言って、引き出しを1つずつ抜いては庭へ運び、身重ながら本体も運び出して私の部屋がスッキリ片付きました。

思った以上に私が断捨離したので両親もビックリしていたのですが、私物はほぼ机の中とクローゼットのみに収まってスッキリ!
部屋が広くなって新生児を面倒見やすくなったなーなんて思いながら出産に挑みました。

出産が無事終わり、新生児が居る暮らしが始まった私の実家。
そこから数日が経ったある日の朝、赤ちゃんが眠る私の部屋にけたたましい音が響き渡ったのでした!

ウィーーーーン、ウィーーーーン

何事かと思って部屋の窓から庭を見下ろすと、そこには電ノコ片手に私が捨てたチェストを切る父の姿が。

え、、、?
いや今切りますか?!
というかご近所さんにも迷惑なんじゃ?!

息子も起きて泣き始めたので、慌てて止めに行くと、父はあっけらかんと
「細かくすれば燃えるゴミに出せるからな〜」と。

新生児が居るっていってるだろうがーーー!!!
新生児には静かにが鉄則だろうがーーー!!!
生まれるまで時間あっただろうがーーー!!!
ヘラヘラすんなーーー!!!


怒りが込み上げる新米ママの私。笑

結局、30分ほど電ノコ切断を許し、残りは次の日に回してもらいました。

息子が起きてる間のどこか30分×3日
この時間をかけてようやく切断を終え、大量の燃えるゴミになったチェストたち。

何度となく怒りは込み上げつつも、何せ他人の気持ちや状況が慮れないでお馴染みの父
そこは仕方がないですね。笑

そもそも里帰り出産って、
1人暮らしも長かったし、結婚してもう自分たちの家族の生活スタイルが確立されちゃってからの里帰りだと、
いろいろ気になる所が目白押し過ぎて少々ストレスが溜まるんだな。。

とか思ってしまったのですが、、(お母さんゴメン。笑)
更にこの父の想像を絶するキャラクターにストレス過多でした。笑

そして里帰り出産を1週間前倒して切り上げたのでした。笑

これから里帰り出産を考えている皆さま、「快適な時間」とは限りませんのでお気を付けください。笑



今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
今日も皆さまにとって素敵な1日でありますように☆



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