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見えてはいけないようなものを最近連続で見えてしまったような話。

田舎の高速道路は、山を切り開いて、造られたものが多いと思うんです。

一般道路側から見ると、あんな所によく道路を造ったよね、
どうやって造ったんだろう?と思う。

数日前に、田舎には売っていないメイク用品を、となり町の田舎へ
調達しに高速道路で移動したときのことです。

快晴の中、直線の山間をゆっくりと、景色にときどき目をやりながら運転していました。
運転席側の景色は、本気の山々。
助手席側の景色は、海に面した町が遠くに見えます。
どちらにしても山を切り開いて、山の中を通っている高速道路です。

助手席側にちらほら登場する景色、丘。

その丘に、なんと!人が座っていたんですよ。

信じられますか?
信じられないですよね。

娘に、「あ!あそこに人が座っている」と話すと

「え?あんなところに人が座っているわけないじゃん」

・・・

たしかに。

小学5年生の娘でも、わかる。
常識的にあんな場所に人は座ってはいない。

だから驚いたのよ。

座っていた人のことはよく見えたし、一瞬なのに覚えている。
白髪のおじいさんだった、うす紫色の長袖を着て、海側を向いて体育座りしていた。

ここまで書いて、その場所へ人が来れる場所か否かが気になって、
Googleマップ航空写真でチェック。
したところ、意外と人も来れなくもなさそうな雰囲気?だった。笑
ん~悩ましいけど、あれは幽霊じゃなくって、海の景色をみていたおじいさんだったんだろうか?な?と思い直したり。

娘は、体育座りって意外とむずかしいから、そんなおじいさんが体育座りなんて、できないと思う。
そこをしきりに気にしていました。

さて、もうひとつ。
先日、同級生のお家の前を車で通ったときのこと。

同乗していた娘に、なんとなく、話していました。
その子のお家は、むかし、小火さわぎがあって、大変だったということ、
たくさん子供がいて経済的に苦しそうな雰囲気だったことを。
そうして、通過する直前に、
お家の二階の窓際に人が立っており、こちらをじーっと見ていた視線と
わたしは目が合ってしまったので、
あ、やばい目が合ってしまった!とすごく焦ったのです。

はっきり言って、とてもこわかった。
30代くらいの女性だった。
髪をうしろに束ねていた。
色白じゃなかった。

数日後、同じ道を通ったとき、よく見てみると、そこのお家には、既に人は住んでいない雰囲気。

え・・・

窓ガラスのガラスは無く、ブルーシートで止めていたり。
お庭のアプローチが、うっそうと草木で覆われていて、人が日常的に出入りしている感じではないこと、など。

でも、あの時、家の中にいた人と目が合った。

それからというものの、どうしても気になってしまって、その付近を何度も通過しては、やっぱり人が住んでる気配はないよなぁと思うのです。






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