【回答】バーチャル美術館から始めてみては?
いいですね。子どもの感性を広げる機会を作ってあげることは、とても大切な「親の仕事」です。
美術館は、日常とは異なる独特の空気を持っているので、いい社会体験にもなりますし、親と一緒にクオリティの高い時間を過ごすこともできます。
もし、子どもが飽きてしまったり、騒いで周りの迷惑になったりといったことが心配でしたら、ここで紹介する「楽しいバーチャル美術館」で練習してみてください。
これは、ロサンゼルスのポールゲティ美術館が企画した「創作アートコレクション」です。世界的に有名な絵画と、その隣に「身近なものを使ってそれを再生した作品」を並べてあります。世界中のアーティストが作ったものです。
原作についての説明は抜きにして、まずは子どもに見てもらい、感想を聞いてください。
そして、親も一緒に見比べながら、質問したり、子どもの気づきを促したりしてみましょう。
学校授業では多くの場合、最初にその作品の時代背景や創作意図などを説明してしまいます。
しかし芸術作品の鑑賞では、そういったお膳立ての知識などより、一人ひとりが「なにを感じ取るか」「その感性や直感を通じて作品をどう理解するか」が、重要です。
小学生に難しい話は必要ありませんが、子ども自身がなにか興味を持ったり、もっと知りたいと感じたり。そういった反応を見せるようでしたら、その時が美術館に連れて行ってあげるタイミングです。
ポールゲティの創作アートには、子どもが楽しいと感じるネタがたくさん隠されています。親子でいろいろなものを発見してみてください。
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