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出会いを楽しみ味わう。

初めての場所に行き、初対面の人に会う。
何とも言えないドキドキ感。
一息つきたくて、お茶屋さんに入る。

カウンター越しに店長のお姉さんとのおしゃべり。
彼女は和菓子を作るのが大好きで、この場所を借りて、週の何日間かお店を出して、その他の曜日は和菓子の仕込みをしているのだと、ステキな笑顔で話してくれた。

お姉さんにお勧めしてもらった冷やし抹茶。
全く苦みもなく、直前にお腹いっぱいに食べていたチラシ寿司も、すーっとお腹のどこかに落ち着いていった。
「お抹茶はね、お湯だと苦みが出るんですが、冷やすと出ないんですよ」
自分のスキが分かっている人は何とも楽しそうに、話しをするもんだなぁと彼女の笑顔に癒やされる。

約束の時間。そわそわしながお茶屋さんを出て『探求横丁』へ・・・

Pはかせさんを見た途端「本物だ!」とつい第一声!

Pはかせさんは、東京で子ども達も大人も地域もみんな丸ごと学べるサードプレイス『探求横丁』を主宰されています。

ずっとnoteで「いいな、いいな。ステキだな」と見続けてきたその場に自分が立っている。まるで映画の中に入り込んだような不思議な感覚で、今も夢だったのではないかと思うくらいに。。。

私はスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーのお仕事の中で、学校に苦しみながら頑張って登校している子ども達に出会います。
子ども達の命に関わることで学校に緊急支援で入ることもあります。

私は子ども達に『生きていてほしい!』
イキイキと生きる喜びを感じてほしいのです。

行きたくないところに頑張って頑張って何とかかんとかたどり着く。。。
それよりは、「行きたい!」「会いたい!」「やってみたい!」と思えるところにウキウキと、まるでスキップしているように飛んで行って欲しいのです。

その為に自分には何が出来るのか???

私は子育て座談会や子育て講座、ひきこもり支援などで、乳幼児から小中高校生は勿論、大学生や20代~40代のお子さんを育てているお父さん、お母さんに出会います。

社会で子育て。子どもも親も、周りの人地域の人ともつながって。
子どもも育ち、親も親として育っていく。

私はそれを支えている保育士さんや学校の先生にも出会います。
やっぱり支援者もつながり合って、育てながら育ち合っていく。

子ども達がイキイキできる為に何より大切なのは周りの大人がイキイキ『生きる』を楽しめていること。

その為に自分には何が出来るのか???

憧れのように読んでいたnoteの世界。
本物の『探求横丁』で本物のPはかせさんに話しを聴いてもらう贅沢な時間はあっという間に過ぎていく。

「どうせ自分にはできない」と決めつけず、自分の出来る範囲からやってみれば良いんだ!
「自分はひとりだ」と決めつけず、範囲も決めずに沢山の人とつながり合ってみれば良いんだ!

自分のスキが分かっている人は、何とも人を元気にしてくれるもんだなぁ。
自分の知っていることややってみたことを惜しげもなく、はじめて会った私にどんどん話してくれるPはかせさんの懐の深さ。
Pはかせさんの親切にたくさんたくさん癒やされたあったかい時間。

夜、ホテルで1人。
お茶屋さんから買って帰った和菓子をほおばる。
優しくてやさしい甘さの美味しさにほっぺたが落っこちる。
こんな美味しい和菓子が作れるなんて!

初めての場所で、初対面の人達。
スキの達人に2人も出会った!

スキがあるからのめり込む。
スキがあるから頑張れる。
スキがあるから『探究』できる。

お茶屋さんのお姉さんのように、『探究横丁』のPはかせさんのように、私にもいつかスキが見つかって、ぐんぐん前に進んでいけたらいいなぁ。。。
今はその時に向けての羽休め。
いつか飛び立つその日まで。

Pはかせさんありがとう!!心からの感謝。。。


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