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当時は珍しい学生起業を外国人とした話②

起業するにあたり、まずは事務所探しをすることになりました。
 
ですが、21歳の外国人が事業用に部屋を借りるのは思っていた以上にハードルが高かった!
 
当時はまだネットで物件探しはできなかったので、直接いくつも不動産会社を周り、借りられそうな物件を問い合わせるも断られてばかり。
 
考えてみれば収入も多くない、貯金も少ない、永住ビザではない、これから起業する若い外国人に貸す大家さんなんて中々いないですよね。。。

家賃払ってくれるかな? ゴミは分別できる? 
夜中にパーティで大騒ぎするのでは? 突然外国に帰ってしまうのでは?

大家さんが不安に思う要素はこんな感じでしょうか。
誰だって想定できるリスクは取りたくないですから仕方がないです。
 
現実を思い知りましたが、諦めるという選択肢はなく二人で必死に探し、ついに外国人への賃貸に力を入れている不動産会社にたどり着きました!

今でこそ外国人対応の会社は多くなりましたが当時はほとんどなく、まだタウンページに頼っていた時代によく見つけられたなと思います。

そうは言っても条件に合う物件は数少なく、なんとか6畳のワンルームを契約することができました。

初めて二人で鍵を開けて中に入った時の感動は忘れもしません。

これからここでがんばるぞ!という気持ちを強く持ったのでした。

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