![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/91157076/rectangle_large_type_2_833a1eefc386cdf886f80ce0fef8917e.png?width=800)
Photo by
take_kuroki
食欲
食べることは生きること。
食べることが大好き。
おいしいものを食べるために生きている。
だから、おいしいものしか作りたくないし、買いたくないし、食べたくない。
そして、舌は肥えていく。
ふと思う。
ほんとにおいしいものを食べ続けて、おいしいものとそうでないものの区別がつくのと、普通のものでもおいしいおいしいと言って食べれるのと、どちらがいいんだろうか。
わたしは、たまにホテルのビュッフェなどで、すべて中途半端な質のものしかなくて辟易する。
そんなときに、これをおいしく食べられたほうが幸せなのかなと思う。
だけど、わたしはおいしいものをおいしいと思いたい。
だから、今の舌には満足している。
だけど、やっぱり、少しレベルの低い料理を食べたときには、悲しくなってしまう。
どっちがいいんだろうか。
どっちがいいとかはないんだろうが、わたしには少し寂しく感じる。
寂しく感じることがあるという時点で、少し損している気分にはなるが。
だけど、やっぱり、美食を追求できることは、人生の富だと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?