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藝大の猫展(2019/5/19)

ねこ  ☆☆☆
アート ☆☆☆
グッズ ☆

藝大アートプラザに猫が勢揃いします。
絵画あり、彫刻あり、工芸、建築、映像、写真に音楽まで!? コンペで選ばれた学生の作品ほか、各分野で活躍する藝大の作家による猫の作品の数々。
テラスも含めて、藝大アートプラザの5月は猫づくしです。

藝大の猫展は一味違う

ねこを描く人はたくさんいます。
竹久夢二や歌川国芳らの作品が展示された「アートになったネコたち展」や、猫作家さんたちの展示などにも行っているので、いろんなタイプの「ねこの絵」を見てきたと思っていました。
が!
やっぱり藝大生はすごかった。
そこには、見たことないものがたくさんありました。

ねこは実物が一番かわいいはずだった

基本的に、私は、ねこ自体が持つ魅力がありすぎて、ねこの絵やグッズなどが本物のねこに勝ることなどないと考えてきました。写真も然りです。
なぜなら、ねこのかわいさはビジュアルだけでなく、質感とか、仕草とか、存在すべてがあってこそ、だと思っていたから。
本物が圧倒的に、絶対的にかわいい、と。

だけど、藝大の猫展には「ねこ」そのものがいました。
立体物だと、テラコッタとか、陶器とか、木彫りとか、本来ならネコの質感とは到底遠いところにあるような素材なのに、「ねこ」なんです。
もふもふしてるのがねこのかわいいところなのに、ツルッとしてるのに、「ねこ」なんですよねえ…。
陳腐な表現ですが、今にも動き出しそうというか、なんというか。
平面でも、デフォルメしていたり、ドローイングだったり、ねこがつけた足跡だけみたいな作品もありましたが、どれも本当に素晴らしかったです。

ねこ好きじゃなくても楽しめる

私自身、ねこのイベントなら何でも楽しいので、どこにでも顔を出すのですが、なかなか人を誘えません。
ねこはかわいい、ねこはみんなを幸せにする、って心から思ってるけれど、「このねこイベント一緒に行こう」って誘うのには結構な勇気がいります。
うまく言えないんですが、スポーツ観戦に誘うのと似たような感覚かもしれません。「もし、楽しくなさそうにされたら気まずいな…」と。
だけど、藝大の猫展はねこ好きじゃなくてもアートが好きなら十分楽しめる展示です。実際、観に来ていた人たちも「特別にねこが好き」って感じじゃない人がほとんどでした。
上野駅から公園の中を歩くのもとても気持ちいいし、入場無料で入れちゃうので、アート好きな友達を誘って、東京藝術大学の学生の感性に刺激を受けに行ってみてはどうでしょうか。

藝大の猫展

5月26日(日)まで開催中
東京藝術大学内にて
入場料無料
詳細情報

ねこイベント情報について

関東で実施されている様々な猫にまつわるイベントに行って、グッズを爆買いし、レポートを書いています。
自分の情報整理も兼ねて、関東のねこイベントをGoogleカレンダーにまとめていますので、猫好きのみなさんはぜひご活用ください。
週末に何か行きたいな〜って時にサクッと調べられる便利ツールとして役立つはずです!
なお、自力での情報収集には限界もありますので、カレンダーに入っていないオススメイベント情報などあれば教えていただけると嬉しいです♡
カレンダー:東京ねこカレンダー
Instagram:@maltamarie

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