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興味や関心を持つものを本にすればいいんです。

中山マコトです。
本を書くという行為を、
「自分をさらけ出す」
とか、
「自分の分身を生み出す」
と解釈している人がとても多い気がします。
もちろん、そういう面は間違いなくあるんだけど、僕はもう一つ、大きな意味と言うか、意義があると思うんです。
それはね・・・
「この人を書きたい」
と言う熱です。

僕はどうもその熱が高いらしく、おそらく常に39度5分くらいはあると思うんです。
実際に、数年前、大騒ぎになった安室奈美恵さんの引退年には、
「なぜこの女性はこれほど世間を狂乱させることができるのだろう?」
と強烈な興味がわき、徹底して調べ、
「あ、この人は天才的な起業家なのだ!」
と気づき、結果、
「なぜ安室奈美恵はスーパースターなのか?」
と言う本を上梓しました。

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この時は、ある出版社の編集さんと喫茶店で話をしながら、
■こんな本が書けるといいな~
と話すと、その編集さんの目がキランと輝き、即決で、
「書いてください」
となりました。

出版が決まるときは、こんなあっけない感じで決まることは多いんです。
要は、企画書も無ければ提案書もなくても、編集者の琴線に触れれば、数秒。
即決です。

だから色々な対象に興味を持て!関心を絶やすな!と僕は言うわけです。
話は変わりますが、僕は新幹線に乗るとき、しょっちゅう横浜崎陽軒のシウマイ弁当を買います。
で、これまたある時気が付いた。
「なんでこのシウマイ、冷たくてもこんなにおいしいんだろう!」と。
で、調べました。
調べれば調べるほど面白いし、深い。
これどうしても書きたい!と思いました。

ある日、某出版社の編集さんと話していて、その話をしたんですね。
そうしたらその編集さんが「僕も同じことを考えてたんですよ。それ書いてくれません?」とこれまた即決。
それがこの本です。
なぜ崎陽軒のシウマイは冷たいのに売れるのか?

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このときも企画書はありません。
出版社内向けの企画書は編集さんが書き、僕はそれに少し加筆しただけで会議を通過しました。
この本、今も売れ続けていますが、同じような疑問を抱いている方が多いということでしょうね。

更にもう一つ。
東京は新宿駅のビル内に、BERG(ベルク)と言うビア&カフェがあります。
目立たない場所にあり、その意味ではとても不利なのにも関わらず、毎日行列です。
もちろん僕も使っていますし、応援団の一人を自認しています。
で、通えば通うほど好きになっていく。
行くたびに新発見がある。

多いときは年間250日ほど通いましたし、多分、連れて行った人数は延べ100人を超えていると思います。
で、知れば知るほど、この店を本にしたいと思いました。

で、これもある出版社の編集長に話したら、私もベルク知ってますよ!と言われ、これから行きましょう!となり、ベルクでおいしいビールを呑みながら出版が決定しました。
新宿駅の小さな店ベルクは、なぜいつも満席なのか? 熱狂的に愛されるお店・会社をつくる6つの秘密

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僕がこれまで50冊以上の商業出版をできたのは、この
「興味」「関心」
の熱を絶やさなかったから、と言うのが一番大きいと思うんです。
これが仮に、自分のことや自分の経験だけを追求していたら間違いなく、こうなってはいなかったと思います。
その意味で、僕が良くいう、
「本のネタがないなんてことは絶対ない」
と言うことなんですよ。

あなたも、何かや誰かに興味を持つことはあると思います。
だったらそれを書けばよい!
そう思うんです。

あなたにも興味・関心のあるモノや人、店、会社が必ず案るはずです。
まずはそこに目を向けてみてはいかがでしょうか?

そうは言っても、やっぱり難しくて、誰かに相談したいよ言う方。
中山マコトが無料相談やっています。
どんな内容でもOK。
ざっくばらんに話してみませんか?
ご相談はこちらから。
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