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寄る年波? なんですか、それ? っていうひとたちがいる、っていう話です。

思考力の低下、注意力の散漫、記憶力の減退。。。

こういうのがトリプルコンボで来たら、どうしよう、って思う。

っていうか、もう来てるし(笑)

今日の聖書の言葉。

何を守るよりも、自分の心を守れ。 そこに命の源がある。
箴言 4:23 新共同訳

明るく、楽しく、気持ちよく生きるには、メンタルが健康であることが必要だと思うけど。。。

でも、サプリとか、トレーニングとか、マインドフルネスとか、どんなに頑張っていても、結局、寄る年波には勝てないよね。。。

とか思っていたら、衝撃的なニュースを最近耳にした!

まあ、2009年に出たものなので、ぜんぜんニュースではないか。オールドだね。。。

どういうのかというと、ジョンズ・ホプキンズ大学がカトリックの修道女38人の脳を調べたところ、アルツハイマー症で脳が委縮していたにもかかわらず、臨床的症状をまったく示さなかったひとたちがいたと判明したんだって。

これって、誰も勝てないはずの「寄る年波」について「ん? 寄る年波? なんですか、それ?」って超然としているひとが世界に存在している、ってことなんじゃないかと思う。

脳が委縮しているのに、シスターたちに何の影響もないように見えたのは、どうしてなのか? っていうことについては、完全には解明されていないらしいんだけど。。。

でも、これって、なんか元気をくれるニュースだなあと思った。いや、ニュースじゃないか、オールドか。。。

「信仰」って、イエスを見上げること、とか、イエスの名を呼ぶこと、とか、いろんなふうに表現されるわけだけど。。。

そういう表現のひとつに、水の上を歩く、っていうのがあると思う。

嵐が吹きすさぶガリラヤ湖の水の上をイエスが歩いて渡ったっていう、新約聖書のエピソードから来ている。これだ。

夜が明けるころ、イエスは湖の上を歩いて弟子たちのところに行かれた。 弟子たちは、イエスが湖上を歩いておられるのを見て、「幽霊だ」と言っておびえ、恐怖のあまり叫び声をあげた。 イエスはすぐ彼らに話しかけられた。「安心しなさい。わたしだ。恐れることはない。」 すると、ペトロが答えた。「主よ、あなたでしたら、わたしに命令して、水の上を歩いてそちらに行かせてください。」 イエスが「来なさい」と言われたので、ペトロは舟から降りて水の上を歩き、イエスの方へ進んだ。 しかし、強い風に気がついて怖くなり、沈みかけたので、「主よ、助けてください」と叫んだ。 イエスはすぐに手を伸ばして捕まえ、「信仰の薄い者よ、なぜ疑ったのか」と言われた。
マタイによる福音書 14:25-31

水の上を歩くイエスを見て、ペトロも真似して、ボートの外に一歩足を踏み出した。

そしたら、不思議なことにペトロも水の上を歩けたんだ。

ところが、怖くなってイエスから目を離し、足もとの水を見た瞬間、ペトロは水に沈んでしまった。

まあ、即座にイエスが手を伸ばしてボートに引っ張り上げてくれたから、助かったんだけど。。。

シスターたちって、たぶん、愛するイエスのことを、いつも、いつも、ひたすら、見つめながら生きているんだろうなあ、と思う。

もし自分もそういうふうに、わき目もふらずイエスを見つめて生きることができたなら。。。

そしたら、思考力の低下、注意力の散漫、記憶力の減退がトリプルコンボでやって来ても、超然としていられるのかもしれないねー。。。

そのためには、どうしたらいいんだろうか。。。

やっぱり、心のフォーカスをイエスだけに向けて、勇気をもって、ボートの外に足を踏み出してみるしかないよね。

もし沈んだらどうしよう、ってことは、イエスが沈んだ自分を引っ張り上げてくれたあとで、ゆっくり考えることにしよう。。。

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