すべてが流転し変化し続ける世界。だから、一点で固定したものなんて、何もない。。。っていう達観を、逆手に取って考てみよう、という話です。
女心と秋の空、っていうコトバがあるけれど。。。
女の男に対する愛情は、秋の空模様のように変わりやすい、ってこと。
でも、本来は「男心と秋の空」だったんだって!
だれだよ、歴史改変したヤツ?
【男心と秋の空】秋の空が変わりやすいところから、それと並べて、男の心が変わりやすいことをいう。男の心と川の瀬は一夜に変わる(by 精選版日本国語大辞典)
一夜で変わる、って。。。
昨日の午後8時の気持ちと、今朝の午前8時の気持ちは、すっかり変わってしまっていて、昨日の自分は見る影もない、って言う。。。
それって。。。
真理じゃん(笑)
今日の聖書の言葉。
終わりに、兄弟たち、すべて真実なこと、すべて気高いこと、すべて正しいこと、すべて清いこと、すべて愛すべきこと、すべて名誉なことを、また、徳や称賛に値することがあれば、それを心に留めなさい。
フィリピの信徒への手紙 4:8 新共同訳
すべてが流転し変化し続ける世界。だから、一点で固定したものなんて、何もないのさ、と達観する生き方もあるわけだけど。。。
でも、なぜか、変化し続けるこの世界のなかで、自分は、変わらないもの、首尾一貫しているもの、永遠に続くものを、希求してしまう。
どうしてなんだろう。。。わからない。。。自分の魂の奥深くに、変わらないものを求めてしまう謎の傾向が刻印されているんだろうかね?
謎の傾向って言うよりか、憧憬、あこがれ、飢え渇き、って言ったほうがいいだろうか。。。
そういうふうに、なれない、って、わかっているのに。。。
なのに、求めてしまう、「気高くあること」
何度もやって、失敗しているのに。。。
それでも、求めてしまう、「正しくあること」
自分は、ぜんぜん、そんなんじゃない、って知っているのに。。。
それでも、あこがれてしまう、「清いこと」
こころが怒りで煮えたぎった直後であっても。。。
それでも、惹かれてしまう、「愛すべきこと」
ここ。
ここ、が、分かれ道、だよね。
ここで、もういいや、って、あきらめて、ここ、に座り込んでしまうのか。
それとも、それでも、ここ、から立ち上がって、前に向かって、進んで行こうとするのか。
今日の聖書の言葉の続きは、こうなってる。
わたしから学んだこと、受けたこと、わたしについて聞いたこと、見たことを実行しなさい。そうすれば、平和の神はあなたがたと共におられます。
フィリピの信徒への手紙 4:9 新共同訳
悩んでいても、仕方がない。考えてるだけでは、始まらない。
実行するしかないんだよね。
すべてが流転し変化し続ける世界。だから、一点で固定したものなんて、何もない。。。っていう達観を、逆手に取って考えれば、自分はずーっと変わり続けることが可能なわけだよね?
自分は一点に固定されてるわけではないから、変化し続けることができる。そう観ることもできるはずなんだ。
だから、実行してみよう。変わり続けることを。
「自分はこういう人間だ」と一点に固定して決めつけていた考え方を、まず最初に、捨て去ろう。
固定した自分を捨て去る行為を発動する、スピリチュアルなトリガーが、この聖句なんじゃないかと思う。
わたしたちは、キリストと共に死んだのなら、キリストと共に生きることにもなると信じます。
ローマの信徒への手紙 8:6 新共同訳
時計を見ると、午前8時58分だ。
おもむろにトリガーを引く。サヨウナラ、午前8時57分までの自分。
そうして、キリストに結ばれた、まったく新しい自分。オハヨウ!
平和の神であるキリストと共に、二人三脚で、新しい人生を生き始めよう。
世界は変わり続けている。ゆえに、自分は今日も変わり続ける。
main(){ printf('hello, world'); }
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