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やねだん=スパイス

鹿児島県鹿屋市柳谷地区、通称やねだん
地域住民みんなで休耕地でサツマイモを育てて、
焼酎を作り、その売りあげを、
住民一人一人にボーナス1万円として渡したことが
テレビ報道され、大臣なども訪問するなど
300人の小さな集落に注目が寄せられています。

実際はどんなところなんだろう?

そんな軽い思いで2014年11月故郷創世塾へ
参加してきました。この研修は3泊4日ですが
睡眠時間の合計が5時間程度。1日あたり2時間弱。
夜中までさまざまな豪華講師陣の講義が行われます。

やねだんで得たもの。

①リーダー豊重哲郎氏
 豊重さんは熱い思いと信念を持ち地域に向き合い
 強いリーダーシップとアイデアでみんなを
 引っ張りつつも地域住民への気配りのできる
 バランス感覚のよいリーダーでした。
 超反対派の住民を粘り強く口説き一緒に芋植えを。
 豊重さんは魅力的で多くの人がファンに。

②行政に頼らない地域づくり
 行政になんとかしてもらうという受け身ではなく
 自分たちの地域は自分たちでよくしていくという
 当事者意識をしっかりと持ち、
 自主財源を確保することをちゃんと考えた上で
 地域住民みんなで取り組む
 サツマイモは焼酎の原料として加工、
 唐辛子は二味唐辛子とするなど
 ちゃんと商品に結びつけ価値を高めている。

③空き家をきれいにしてアーチストを
 地域住民でどんな人に来て欲しいかを話し合い
 まずは空いている建物をみんなで掃除
 そして全国からアーチストを呼び込もう!と決めて
 子育て世代のアーティストが移住。
 まだまだある空き家に目をつけ
 やねだん故郷創世塾に全国各地から参加する
 研修生の宿泊所として利用。

百聞は一見にしかず…

やねだんの取り組みを知るには
テレビでも放送されたり
本も出版されているし、
ネットでも掲載ありますので
現地へ行かなくとも知る方法はたくさんあります。
また一度現地を視察しようと全国各地から
やねだんへ足を運ぶ人も多くいらっしゃいます。

わたしは事前学習ほぼなしでしたが
3泊4日現地でやねだんの空気を吸い
豊重さんと朝から夜中まで一緒にいることで
うまく表現できませんが、
とても立体的にやねだんの取り組みを
理解することができました。

この研修に参加しないと地域活動ができない
ということはありません。
ただこの研修で得た気づきは
地域活動する上でちょっと悩んだ時
どうしたらうまくいくかなーという時
自分をピリっとさせてくれる
スパイス
のようなものとなっています。

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