人生の転機のパートナー

予定変更で転職先が決まる前に退職をしたけれど、本当は転職先が決まってから退職するつもりだった。

転職活動自体は約1年前からしていた。
ありがたいことに、転職エージェントからアプローチをいただくことは多い。全てのエージェントとやりとりはできないけれど、転職活動を始めて以降、10社強と対面や電話で面談をした。
それだけ面談をしたのは、求人の紹介はもちろんだけれど、どちらかというと、これまで沢山の転職者と接してきたエージェントと話をして、自分1人では得られない新しい気づきが欲しい、という思いが強かった。

面談をすると、やはりエージェントの特性も色々だなあと感じる。
引き続きコンスタントにやりとりをしているのは4社で、その担当の方達に共通しているのは、エージェントとしての利益だけでなく、こちらの立場にも立ってくれている、と感じられることだ。

転職は、エージェントからすると、毎日扱うルーティーンかもしれない。
でも、私のような求職者にとっては人生の一大転機であって、転職を決断した背景や仕事の価値観、希望を真摯に理解しようとしてくれている、寄り添おうとしてくれている、そう感じられる担当者の方に出会え相談に乗ってもらえるのは、とてもありがたいことだ。

転職活動をしていると、時には不安にもなるし、ずどんと落ち込むこともある。最終的には自分が頑張らなければいけないし、自分で決めなければならない。でも、一緒に伴走してくれているようなエージェントの存在は、とても心強く感じる。
キャリアアドバイザーは、人の人生の転機に係る仕事。その人自身も思いもよらなかった自分の可能性を気づかせたり、より良く生きられるためのきっかけを与えられるかもしれない。
いい仕事だなあ、と新たなエージェントと面談をする度に思う。


昨日久々に新しいエージェントと面談をして、コロナで先行きが見えず不安も感じる中、「5月頃よりまた案件も増えてきていますよ」と1つ小さな希望をもらった。
長期戦になりそうな転職活動、少しでも前向きに臨みたいなあ。

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