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こんにちは、まこと保育園です。

こんにちは。
東京都江東区にある、(社福)聖救主福祉会 まこと保育園と申します。
私たちまこと保育園のことを、すでにご縁のあるみなさま、そして、これからご縁ができるかもしれないみなさまに向けて発信するため、noteによる発信を思い立ちました。

簡単に自己紹介をします。
まこと保育園は、1979年4月に開園しました。以来43年、深川地域のみなさまに支えていただき、多少のデコボコはありつつも、大過なく歩むことができています。
実は地域と法人の母体となる教会との縁はもっと長く、始まりは約135年前のこと。イギリス人宣教師のもとで1887(明治20)年に深川で伝道を開始しています。以来、時代の流れの中で教育や福祉に対する社会の要請に応えるべく、深川地域で活動してきました。

葛西橋通り沿いのこんな建物です。

園舎は門前仲町駅から徒歩10分弱の葛西橋通り沿い。8階建ての建物で、まこと保育園のほかに、聖救主教会、深川愛の園(高齢者施設)、キッドスクール(幼稚園)、ライト学童保育クラブが入っています。1999年の竣工当時は、保育施設と高齢者施設との合築がまだ珍しく、日本初といわれていました。

いまでも0歳から100歳までがひとつの建物(大きな家)に集まって、活動したり、遊んだり、仕事をしたり、それぞれの生活を営んでいます。
長引くコロナ禍でふれあいの機会は減っていますが、それでも同じ建物をシェアしているからこそ、お互いの「気配」を感じて生活できる意味は小さくない、と改めて実感しています。

子どもと高齢者とが「大きな家」に集う(写真はコロナ禍前)。

いっぽうで地域のみなさまとの交流は、ハードルが高くなってしまいました。たくさんの人をお招きして一緒に楽しんでいたバザーやもちつきなどの行事は、大々的に行えていません。近所の方が散歩中の子どもたちに声をかけてくだるのにも、いまだに距離感を気遣ってくださっているご様子もあります。

40年以上の歳月をかけて深めてきた「保育園と地域とのつながり」が、ソーシャルディスタンスの名のもとで希薄化している。ウイルスに翻弄され、そう実感せざるを得ない日々でした。

そこで、私たちにとっては新しい試みとして、noteやインスタグラムを使ってインターネットによる情報発信の行うことにしました。
冒頭にも書いたように、ふだんまこと保育園と関わってくださっている方々やこれから子育てを始める方々などに、写真や文章で私たちの日常の姿や思いを発信したいと考えたからです。
このオンラインの場ではずみをつけて、また以前のような活気ある地域交流ができるように、アフターコロナ(あるいはゆるやかなwithコロナ)を視野に入れて準備したいと思っています。「地域あっての保育園」という意識を、改めて強くしています。

そんな中で、楽しみなことがひとつ。
2023年春、深川不動横の旧富岡斎場で「深川えんみち」が始動する予定です。デイサービス・学童・子育てひろばが集合した私たち法人の新しい拠点であり、冬木の「大きな家」同様、世代を超えた人々の生活の場となります。斎場の前は幼稚園だった建物で、その記憶がある方もいらっしゃるでしょう。改装工事はこれからですが、イメージ図を見る限り、とても素敵な空間になりそうです。
※8月27日に、改装前の現地にてマルシェを行います。ぜひお越しください。→無事終了いたしました。ありがとうございます! レポートはこちら

私たちの法人とグループNPO法人「地域で育つ元気な子」が共同運営する新しい拠点「深川えんみち」

また、発信を強化しようと思ったもうひとつの理由として、ますます深刻化する全国的な「保育士不足」があげられます。
子ども減・保育所増・保育士減……このアンバランスな状況に危機感を覚えています。
私たちの発信を通して「保育園ってこんなところなんだ、こんなこともやれるんだ」と、保育士の仕事に興味をもち、就職へのモチベーションをあげるきっかけになってくれたらうれしいです。
もちろん、私たちのように「いろんなこと」をやる法人をおもしろがってくれる方、ぜひまこと保育園に見学にいらしてください。LINEでのやりとりも可能です。
よろしければ、下記リクルートサイトをお読みください。

長くなりましたが、これからちょっとずつnoteを更新していきます。
私たちの保育のこと、地域のこと、いろいろ書いていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。

自然光が降り注ぐ聖救主教会の礼拝堂。


                     (文・まこと保育園 渡邉)


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