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不動産

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記事一覧

あの連続倒産劇の悪夢が再び起こる?

もしかしたらあの連続倒産劇の再現かも、という事態が進行している。
覚えておられるだろうか、リーマンショック翌年の出来事を。毎週のように上場企業のマンションデベロッパーが倒産していた。
ゼファー、ニチモ、日本綜合地所、アゼル、穴吹工務店、モリモト、ジョイント・コーポレーション、ダイア建設、プロパスト、ノエル、近藤産業・・・その後、何とか事業を継続したり他企業と合併した企業もあるが、大半が我らの視界か

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マンション価格暴落のキッカケを作る「ファクターX」とは?

新型コロナの感染が拡大することで、これまで一本調子で騰がってきたマンションの価格が下落に転じる、という2020年の前半に囁かれていた予測は今のところ見事に外れている。それどころか、一部地域では小幅ではあるが値上がり現象さえ見られる。これは一体どういうことなのか?

実のところ、その原因はハッキリとわかっている。それは大きく分けると2つある。
まず第一には、政府が行った未曾有の景気対策である。
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なぜ、株もマンションも下がらないのか? メディアには書けない本音の「理由」

世の中、不況のはずですよね。
でも、全然不況感がありません。なぜ?
まず、大きな企業倒産がありません。
次に、失業者が出ていません。
自分のまわりで誰か失業しましたか?
この記事を読んでいる人のまわりでは、特に失業者は少ないと思います。
なぜだか分かりますか。理由はきちんとあるはずです。
でも、大きな声じゃ言えない。誰でも見られる場所には書けません。

株価がちっとも下がりませんよね。
なぜだか誰

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東京のマンション市場、いつ暴落が始まるかを大胆に予測!

みなさんこんにちは、榊淳司です。
ご存知の通り、私の肩書の第一は「住宅ジャーナリスト」です。
そして、自分で勝手に「専門」としているのは、新築マンションの資産価値についてアレコレとモノを申す事。
その範囲に含まれるのは「今後、マンション市場はどうなるか?」といった未来予測。ここのところ、そういったテーマでのメディアからの原稿執筆依頼も多く寄せられています。

新型コロナの世界的な流行によって、最近

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コロナ不況による注意情報第1号 東証一部上場の某マンションデベが倒産危機

みなさんこんにちは、榊淳司です。
世間では緊急事態宣言解除により、少しずつビジネスが動き出しました。
不動産業界でも新築マンションのモデルルームなどは
5月30日の土曜日から営業を再開したところが多いようです。
しかし、この先どうなるのか・・・前途は霧の中、ですね。

思い出すのはリーマンショックの時。
2008年の終わりから2009年にかけて、
世界は未曾有の不況に襲われました。
日本でも、一部

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注意情報第2弾 2年連続で倒産危機のサインを出した一部上場不動産会社とは?

コロナが世界全体を不況に追い込んでいます。
一説によると、世界で13億人が職を失うとも予測されているのです。
しかし、今のところ日本では不況色が強まっていません。
失業者が急増しているという話は聞きません。

しかし、住宅ローンのフラット35などを扱う住宅金融支援機構には
返済についての相談が爆発的に増えている、
というニュースも伝えられています。
収入が激減して、返済計画に狂いが生じている方が増

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榊淳司メルマガ「世田谷区成城」369号2020.5.17配信

みなさんこんにちは、榊淳司です。
私はもう6年くらい有料メルマガを配信しています。合計369本を送信済みです。
中身は私が有料頒布している「資産価値レポート」の中から「これはおもしろい」、あるいは「おもしろそう」と思われる物件を抜き出して、その部分だけをメルマガの原稿にするのです。
ちなみに、月額1590円です。ご興味のある方はこちらをどうぞ。

https://sakakiatsushi.com

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コロナ時代におけるマンション売却必勝法

コロナによって、不動産市場は逆回転を始めた。
所有するマンションを「いつか売ろう」と考えていた人にとって、どれくらい価格が下落するかは大いに気になることだろう。
未来は誰にも分からない。
私は30年以上にわたってマンション市場を眺めてきた。バブルの崩壊は2度ほど、市場にかなり近いところでつぶさに目撃した。
今回は、私の経験する3度目のバブルだ。それが今、崩壊しようとしている。
しかし、過去2回の経

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