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滅びの予兆 21

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日本人の特攻精神から感じること

第2次大戦時の日本人の特攻精神。そこから感じる事、感じた事について、率直な感想を書いて、この記事を飾りたいと思います。

真相は「アメリカ人は日本人に恐怖した」こと

この記事では、お話を判りやすくするために、細かい事、つまり枝葉の部分は省き、根幹をなすことの真相を中心に、お話を勧めたいと思います。

1930年代あたりから、すでにアメリカ人は「我が国こそ世界最高」と、自認していましたし、実際アメリカには世界最大の国力と世界最高の文明が築かれていました。極東の小国、日本など、非文明国とみなし、歯牙にもかけなかったのです。

ところが、第2次大戦が勃発し、日本がアメリカを攻撃しようとしている事が現実味を帯びてくると、一応の警戒態勢はとりました。しかし日本という国に軍事的な脅威など、アメリカは感じていませんでした。やれるもんならやってみろや、という上から目線で、バカにしていました。

ところが、突然真珠湾が攻撃され、駐留艦隊が、たった数時間で実質的に、壊滅させられてしまいました。それに怒ったアメリカは、次々と日本に攻撃を仕掛けてくるのですが、あの通称ゼロ戦という戦闘機に、どうしても勝てません。飛行機の性能が違い過ぎて、勝負にならなかったのです。

ただのバカにすぎないと思っていた極東の小国の軍隊に、世界最高を自認するアメリカ人たちが、歯が立たなかったのです。これは、アメリカ人を心底奮い立たせました。日本人をバカにするのをやめ、日本の軍事力を、最初から綿密に研究しなおし、どうしたら日本に勝てるか、真剣で徹底的な努力をし始めたのです。

やがて始まった凄惨な陸戦

もともと陸戦というのは、凄惨なものです。血で血を洗うような戦いです。緒戦で、日本にコテンパンにやられたアメリカです。次の段階からアメリカは、絶対に負けない方法を、きちんと考え抜いて、戦地に臨むようになりました。具体的には、圧倒的物量を投入し、何が起ころうと、絶対に負けないような軍備を整えてから出撃してきたのです。

これには日本も苦戦しました。しかし、アメリカ人が「信じられないっ!」ということが陸戦でも起こりました。陣地が近接した陸戦では、日本兵は、銃に剣を付け、叫びながら突っ込んでくるんです。死ぬのを判っていながら突っ込んでくるんです。この様子に、アメリカ人は恐怖しました。

自分たちならば絶対にそんな作戦は立てません。死ぬのを判って突っ込むなど、アメリカ人の論理にはありません。思いつかないんです。ですから日本人のその様子を見たアメリカ人は、恐怖以外の感情を持つことができませんでした。

しかし敵前逃亡するワケにもいきませんから、死に物狂いで防戦しました。南方の資源地帯では、このような凄惨な陸戦が行われたのです。

そして徐々にアメリカ軍が優勢を保ちつつ、日本本土に迫る事ができた頃、今度はアメリカ人は更なる恐怖を味わう事になったのです。

神風特別攻撃隊、米軍の言う「カミカゼ」

空母や強襲揚陸艦が、南方資源地帯から日本本土を狙うような位置を支配するようになると、米軍機動部隊は、恐ろしい体験をすることになりました。自分の乗る空母、強襲揚陸艦に、日本軍の戦闘機、攻撃機、偵察機などが、爆弾を抱えて突っ込んできたんです。

接近して爆弾を落としたり、魚雷を投下するのではありません。括り付けられた爆弾ごと、突っ込んでくるんです。自爆攻撃です。これは、米軍の艦隊搭乗員たちを、恐怖のどん底に陥れました。この攻撃で撃沈された艦船が、数はそう多くはありませんでしたが、実際に何隻もありましたので、これは圧倒的物量差、戦力差で日本をやっつけてやろうとしていた米軍兵士の精神を、完全に圧倒したのでした。

恐怖にかられた米軍兵士は、特攻機を発見すると「カミカゼだッ!」と言って、狂ったように対空機銃を撃ちまくったのでした。撃ち落とすことに失敗すれば、自分が殺されてしまうんです。これは恐怖でした。米軍兵士も必死でした。自爆攻撃など、アメリカ人の論理回路にはありませんし、そんな事を思いつく国民ではないんです。

空母同士が沈めあう、大規模な海戦が終わろうとする頃、アメリカはとうとう、当時の最終兵器、原爆を持ち出しました。そして使いました。もはや、そうでもしないと日本人は戦いを諦めないと思ったのでしょう。そしてようやく、終戦となりました。

終戦後もアメリカ人は、日本人の教養の高さと、精神性に恐怖した

終戦後は日本人の何がアメリカ人を恐怖させたかというと、軍人の英語力、民間人の識字率と数学的計算能力です。結論だけ書きますが、アメリカ人は、いずれ日本人が世界を支配するだろうと思ってしまったそうです。そして、その日本人の能力の高さに恐怖したアメリカ人は、工夫したんです。

何とかして日本人の能力と精神性を、低い状態に落とさないと、すぐにまた戦争でアメリカがやられてしまう。今度こそ負けてしまう。だからよく考えて、日本人の能力が下がって、世界を支配できなくなるように、占領政策を推し進めよう、と考えたのでした。

そしてできあがったのが、「役に立たない英語教育」とか「知能の低い者が有力者になって、愚かな政策を行うようになること」とか「享楽的嗜好を与え、学ぶのではなく、遊びに走るように仕向ける」とかの、裏から日本の国力を削ぐ政策を実行したのでした。

この政策は、見事に成功し、今の日本は、かつて、中国もロシアもねじ伏せた絶大な戦力と精神力を失い、愚かな者たちが、どんな愚かな意見も元気よく言えるような世の中が出来上がってしまったのです。

ある意味アメリカは半世紀以上に渡る壮大な計画で「強国日本を滅ぼした」と言えると思います。

第2次大戦期の「特攻」で、世界一の強国、アメリカをも恐怖させた、あの日本人たちは、一体どこに行ってしまったのでしょうか。

今、誰が「特攻精神」を持っているのか

2001に、アメリカのニューヨークその他で起きた同時多発テロ、あれ、まさしく「特攻」でした。旅客機などというとんでもなく質量の大きな物体を操縦して、ワールドトレードセンターという、とんでもなく質量の大きな物体に突っ込んだんです。2本ある超高層ビルに、2本ともに突っ込んで、完全破壊したんです。スンゴイ映像でしたね!!

パイロットが叫んだかどうかは判りませんが、何か叫んでいたとすれば、それはまさしく

「死なば、もろともぉ~~ッ!!」

だったでしょうね。そうに違いありません。そしてアルカイダは、憎しみ冷めやらないアメリカに対して、これ以上ない判りやすさで、アピールしたんです。「我々はお前たちを許さないのだ」って。

「特攻」は、今回のウクライナ侵攻でも・・・

今回のウクライナ侵攻だって、カミカゼドローンとか呼んでますが、ドローンばかりに特攻やらせてないで、もしも、戦闘機や攻撃機に乗るパイロットたちが、一丸となって全員が、

「死なば、もろともぉ~~ッ!!」

とか叫びながら、飛行機ごと相手国の重要拠点に、大挙して突っ込んできたら、ああ、これは確かに、スンゴイ恐いですね💦💦💦

能登での地震、一昨日も、昨日も、そして今日も・・やはり7月4日に南海トラフ地震が起こるのでしょうか?

能登の近くに私の教え子の御両親が住んでます。このご両親には大変お世話になったので、心配です。こうまで大きな地震が続くと、7月4日に起こると予言されている南海トラフ地震が、いよいよ現実味を帯びてきますね。

南海トラフ地震まで、あと13日です。

我が家に咲くこの花、なんか正しく血の色ですね(笑)

今日の「死への前奏曲」再生回数

私の作品です。生きるという事は、一歩一歩死へ向かうことだと思います。生きている日々を音楽に例えると、「死」という一大イベントへの前奏曲と捉えることもできると思います。そういう感慨を表現した曲です。

今日の再生回数は46回で、ちいと少ないです。私のバンドChicagoprojectが演奏しています。演奏動画をYouTubeにアップしてあります。

滅びの予兆をテーマにしているこの記事シリーズと、リンクしすぎですね(笑)。歌っているのはうちのバンドのメインヴォーカルの1人、なつひです。なつひは、仲間内では721と書きます(笑)。このシリーズも大詰めです。最後の3回は、721の歌声をご鑑賞ください。ほおら、だんだん721の歌声が、死神の声に聴こえてきませんか?(^^♪

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