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トップになれたのは負け組根性のおかげ!

本日無事に誕生日を迎えました!!!!

言っても、朝から社内のテストはあるし、得意先のアポイントはあるしで、バタバタしております。

この歳になりますと、Happy Birthdayって気持ちに心のそこからはなれないですしね(笑)

最近、子どもが頑張ろうと思える環境について考えたり、問われる機会が多くあります。私自身も、どちらかというと優等生タイプだったので、宿題は家に帰ったらすぐにする!という究極の真面目タイプであり、それが何に由来するのか?考えてみました。

 面白いことに、掘り下げてみて気付いたことは、裕福な家庭に対する『負けたくない!』という強いライバル意識でした。

私は、三重県の田舎の普通のサラリーマン家庭で育った長女です。たまたま、小学校時代仲良くなった友達の家がとても裕福で、遊びに行けばいろんなおもちゃがあったり、欲しいものは何でも買ってもらえるという環境で、自分の家庭とは違うことに気付く訳です。

お母さんに○○ちゃんの家は、何でも買ってくれる!どこどこに行った!そんな話をする度に、お金があるお家とうちは違うのよなんて言われて、うちはお金がないのかぁなんて思ったものです。

もちろん、食事も身なりも不自由なく暮らしてはいましたが、その背景に、親がすごく節約しながらやりくりしているという事実があることは知っていました。

『頭が良くなれば、良い会社に入れて、お金が稼げる!』

そう思っていたし、幸いにも学校の成績もずば抜け良かった私は、中学受験し、実際に偏差値の良い私立中学に入学しました。

ところが、そこはもっと驚くことに、生徒の半分は、医者や教師の子どもで、お金持ちばかりの学校でした。

うちの家庭とは明らかに違うなということは、子ども同士で話して居てもとわかります。

だからこそ、この子たちに負けたくない!

 楽して、親から何でも与えてもらえる子どもたちには、平等な勝負では負けたくない!

そのメンタルが私の モチベーションになりました。

親になってみると、

子どもには苦労させたくないし、

子どもには失敗させたくない、

劣等感を感じさせたくない

そう思ってしまいますし、実際には、 お金を手にしてチャンスが広がるという現実は間違いなくあります。

ただ、子どもが努力して得たお金ならともかく、親が子どものためにとお金に相当する価値を何でもかんでも与えることは良くないなぁと、感じる今日この頃です。

世の中はお金がある権力者が社会を動かしているという事実は否めないのですが、その人たちのなかでも 自分の努力で富を得た人と、運だけでそこにいる人がもちろんいるわけで、前者と後者で圧倒的に違うのは思考力です。

『お金持ちのボンボンに絶対に負けない!』

そのためにはどうしたら良い??

もともと学ぶことそのものは好きな性格ということもありますが、環境が子どもを強くすることもあります。

改めて、親はチャンスだけ与えれば良い。

レールは引くなと思うのです。

そして、悔しい経験もたくさんしたらよいと。

このような背景もあるからでしょうが、

私は、たまたま生まれた環境が恵まれないために子どもの能力がいかせないような子どもたちを救いたいと思っています。

そのような子どもたちこそ、人のつらさや痛みがわかり、社会を良く変えていける子どもたちだと思うからです。

そのような思いを持っている方ともどんどん繋がれたら嬉しいです。

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