"二刀流"サイスニード爆誕(20230905 ヤクルト×巨人)
今日の敗戦は非常に痛い。
ミスからの失点、絶好機で無得点。
今年のヤクルトを象徴していた。
歯車が噛み合わず4連敗。
ライトスタンドからもため息が止まらなかった。
それでも、スタメンマスク古賀優大の2度の盗塁阻止。オスナ、山田哲人、長岡秀樹が2安打を放ち、苦しんできた主力の選手たちが徐々に調子を取り戻してきた。
今日のキーマンはなんと言っても、先発・サイスニード。
6回を投げ、6安打2失点の好投。
サイスニードの得意球であるフォークボールが低めに集まり、巨人打線を空振りで打ち取るシーンが目立った。
さらに、自らの好投で流れに乗ったのか、サイスニードの第二打席でドラマは起きた。
2アウト1塁、巨人の先発・山﨑伊織のインコースのストレートを力で弾き返す。
打球はオレンジで染まったレフトスタンドへ吸い込まれ、来日初ホームラン!
"二刀流"サイスニード誕生の瞬間。
自らの手で得点をものにした。
その後も毎回のピンチを迎えたが、要所をきっちり0点で締めた。
しかし、後続の投手が失点を喫し、3ー4で敗戦。
今日はサイスニードのためにも勝って欲しかったな、、、
どこかサイスニードが俯いてる印象を受けた。
そりゃそうなるよ。
今日の試合を見ていてつくづく思うが、先頭打者を出した回はほぼ得点に繋がってしまっている。
リーグ3連覇は逃したが、クライマックスの可能性がある限り、残りの21試合を悔いなく戦って欲しい。
途中出場でヒットを放ち結果を残した内山壮真、2安打2盗塁阻止の古賀優大、今シーズン苦しんだが守備で安定したプレーを見せている長岡秀樹。
ポテンシャルの高い若きホープはスワローズにたくさんいる。今いる主力を脅かす存在になって欲しい。
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