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"下剋上"再来へ。執念でもぎ取った勝点1

逆転して、逆転されて、最後は同点ゴール

試合終了まで目が離せない90分間だった。

(C)日刊スポーツ

ヴァンフォーレ甲府が勝ち点7で並ぶメルボルンシティーとの一戦を迎えた。

J2からACLに参戦している甲府はここまで2勝1分1敗の首位。勝てば1次リーグ突破へ大きく前進する。

実はここまで1次リーグを突破したJ2のクラブはいない。

昨年天皇杯でJ1のサンフレッチェ広島を下し、優勝。"下剋上"を果たした。

(C)JFA

今季のJリーグは最後までプレーオフ進出をかけ、死力を尽くしたもののあと一歩及ばす。J1昇格には至らなかった。

悔しさを晴らすべく、このACLで目指すのは"下剋上"の再来だ。

昨日の試合はメルボルンシティータルボットに個人技で先制される。

しかし、その3分後に井上詩音のゴールが決まり、同点。

その後は取られて、取り返してと一進一退の工房が続き、、

後半40分、クリスティアーノのクロスに宮崎純真が頭で合わせ、3ー3でタイムアップ。

(C)時事通信

最後は途中出場組が活躍を見せ、貴重な勝点1を奪取した。

ボール支配率は互いに50%

しかし、シュート数は

甲府が16

メルボルンシティーが

甲府は相手の約倍のシュートを放っていた。

かえってメルボルンシティーは数少ないチャンスをモノにしていた。

ACLになるとやはり個々のポテンシャルがかなりハイレベルになる。

特に相手のタルボット、ヤコリシュを中心に右サイドから仕掛けられるシーンも目立った。

甲府は長谷川元希が得点の基点になったり、自ら得点を決めに行く姿勢を見せるなど、存在感を発揮。

今後の課題としては個々の能力が高い選手をどのように封じていくか。
かつ、その中で相手陣内でどれだけボールを保持てきるか。

相手はトップレベル。
日本で言うJ 1以上の選手たちばかりだ。

高い壁を越えて、目指すは"下剋上"

J2なめんなよ。

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