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「肩を振って」歩けば老化しない

今年も コロナで

なかなか寿気分になりませんが

僕は お正月の

腑抜けた空気が大好きですw



先月

「有史以前の人類は斜めに歩いていた」

という記事を配信しました

http://makito.livedoor.biz/archives/52076546.html



あれで すぐに

納得した人は ほぼいないでしょう

いたとしたら トップアスリートか

達人になれます



文明以前は この世に整地が存在しないので

地面は ほぼ例外なく

凸凹していました

歩くときは 足元の確認が必須です



しかし 女性は

バストの為 もともと足元が見にくくなっています

さらに 臨月では

下腹部も膨らむため ほとんど見えません



この状態では

荷物を抱えて階段を降りる時のように

斜め歩きの方が 安全です



まして 原始森で生活していたら

移動ルートは 常に狭く

くねくねしています

半身になって 草木の隙間を

すり抜けて歩く方が効率的です



現代人は ほぼ整地しか歩かないので

歩きのスキルが低くても

それなりに転ばず 進めてしまいます



歩きやすい場所しか 歩かなければ

歩くスキルが低下して 当然です


将来は 1cmの段差につまずいて転倒し

骨折して寝たきり生活です



先天的因子を別とすれば

人間の運動神経は

「不整地を移動してきた時間の合計」

で 決まります




昔の子どもは

山で 野ウサギを捕まえて遊んでいました



野ウサギは 最高時速70kmで走り

しかもジグザグに跳びます



それを捕まえてしまうとは

まるでイタチですw

現代人には

想像もつかない身体能力です(@_@;)



本当は 子どもを

スポーツクラブに通わせるより

大自然の中に放り込んでおくのが

一番です

(もちろん経験豊富なガイドは必要です)



これは絶対マネしてほしくないのですが

僕は子どものころ 信州の山奥で

毒ヘビを素手で捕まえて遊んでいました



ヘビは 真後ろに攻撃することはできないので

背後から忍び寄って 首と胴体を一瞬でつかみます

(ハブは真後ろにも攻撃するので通用しない)

人間界で役立たないことだけは得意でしたw



実は

「腕を振って歩く」のも

人類本来の歩き方ではなかったと考えられます



そもそも なぜ

歩くときに腕を振るのか

分かっている人はいますか?



これは

「重心を前に傾ける」

ためです



立ったまま 腕を振り続けていると

身体がだんだん前傾していきます

腕の重さで 重心が崩れるからです



だから 力学的には

キョンシーのように

腕を前に上げっぱなしで歩いても

間違いではありませんw



しかし 二足歩行の最大のメリットは

両腕がフリーになり

邪魔な枝をかき分けたり

荷物や子どもを運べることです



腕を使わないと 歩けないのでは

直立した意味がありません



歩くときに振るべきは

腕ではなく「肩」です


腕は どっちでもいいんです



行進のように

肩を固定して腕を振ると かえって

歩くことが下手になってしまいます

肩こりにもなります



肩は 魚類でいったら

胸ビレに当たります

身体の進行方向を決定する

上半身最重要パーツです



今では トップクラスのマラソンランナーでも

あまり腕を振らない選手が増えています

彼らは 肩全体が柔軟で

大きく振ることができるので

十分に重心を動かせるのです



肩の振り方も

「前後に振る」

「上下に振る」

「左右に振る」に

大別できますが 今回は略します



肝心なのは

肩を振ることで

肋骨や背骨が

波動運動を起こすことです



肋骨は 前が胸骨

後ろが胸椎とつながっていますが

接合部は軟骨なので

ぐにゃぐにゃ動きます



つまり 本来は

ちょうちんのように

簡単にたわむ骨です



体幹には 大腿骨のように

大きくて動かない骨は 存在しません

細く小さい骨が ゆるやかにつながっているだけで

物体として柔らかく動くようにできています~( ̄▽ ̄~)



また そうでなければ

子どもを宿すスペースを

作り出すことは できないでしょう



肋骨の間には

「肋間筋」という筋肉があります

ここが固くなると

心肺が圧迫され

呼吸力が低下してしまいます



肩を振って 正しく歩いていれば

肋骨が動き 自然に

肋間筋もマッサージされます



しかし 現代人は

ほとんど肩を振らずに歩いているため

肋間筋が固まったままになり

年齢と共に 心肺が衰えていくのです



肋骨や背骨が

波動運動することで

体幹が 芯からマッサージされます

正しい歩きは 全身を若返らせるのです



ただ 注意点として

体幹を「ねじる」動きは

できるだけ避けてください



動物は あれだけ

体幹をくねくねさせているのに

まず ねじることはありません




理由は単純で

ねじると 内臓が圧迫され

腹圧・血圧が上昇するからです



椎間板を壊す 最大の要因も

ねじり動作です

背骨は それほど

大きくねじれるようにできていません



プロレスには「コブラツイスト」といって

無理やり 腰椎をねじる技があるのですが

本気でかけると 本当に危険です



ヒトは 体軸を

回転軸として用いることができる

唯一の生き物です



それゆえ ねじる動作も

野生動物以上に得意です



しかし それは

諸刃の剣であり

生命体本来の動作ではないことを

忘れないでくださいヾ(*^▽゜)



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