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どうぶつの森のお手紙

こんばんは。
現在世界はコロナに翻弄され、人は「生と死」に向き合わされ
「正義とはなにか」について考えさせられているように感じます。

そのような緊急事態の中、私は何をしているのかというと

父上が作った朝ごはんを食べ、父上が作った昼ごはんを食べ、
昼寝をし、父上が作った夜ご飯を食べ、夜寝をし、
紅茶を入れて飲み、寝る。

知的生産性のない生活、堕落生活を送っています。


時々、アルバイトに行ってみたり、映画館に行ってみたり。
就活面で言うと、面談をしてみたり。


基本起きている時は、リビングでDSのどうぶつの森と脳トレと本を
永遠ループで回しています。


あ、なんでDSのどうぶつの森をしているのかというと
Switchのどうぶつの森の購入を我慢するためです(?)

ゲームは基本しないタイプで、がっつりハマった後は
綺麗さっぱり飽きてしまうのが目に見えているため
ここでどうぶつの森を買ってしまうと

私の4月、5月はもう社会生活を送ることが不可能になってしまうためです。


結果未来の時間のため、DSを引っ張り出してきました。


そこでDSのどうぶつの森をしているうちに感じたこと、驚いたことがあったので、文字に書き起こしておこうと思います。



届くはずがないお手紙

「よし、DSをしよう。」

と思い立って、段ボールをかたっぱしからひっくり返し、見つけたDS。


充電をしたまま、どうぶつの森のカセットを挿入し、電源を入れる。


「〜♪」

12年前くらいと変わらない画面。
多少のエモさを感じつつ、《つづきから》を選択する。


私の人生は、つづいているのかと改めて感じているのを助長するように
データの更新マークがぐるぐる回る。

「〜♪」

チャイムの音と共に、家からでる。


この大きな家にするまで、大変だったけどなにをどうしたのか
イマイチ覚えていないことに、感傷的になっているのも束の間。

郵便受けにお手紙が届いている音が鳴る。

誰とやりとりしていたのかなんて覚えていないけれど、
おそるおそる開く。

そうするとびっしり手紙が溜まっている。
1つでもきていれば現実世界は嬉しいが、なんかドキドキしていた自分に笑ってしまった。

ひとつひとつ宛先をみていく。

あぁ、この引っ越しちゃったんだ。
おおっ、こんなに利息ついている。
保険にはいってたっけ。いや、100ベルじゃなんもできんやん。


「・・・!」

《ははより》

なんかドキッとしてしまう。
わたしは母と9年前バイバイしているので、母がいない。

ましてや母から手紙なんぞもらったこと記憶には残っとらんわ。
と思いつつ、どんな内容なのか興味津々で開く。


「またいつか さくらのはなびら まうなかを
 おさんぽしましょ かあさんといっしょに
       ーそよぐ はるかぜのなかを ははー」


母といっしょに桜の下、お散歩したことことかあったかなと
思い返してみると、当時住んでいた公園に大きな桜の木があり
公園に遊びに連れて行ってもらったことを思い出した。


いや、あの公園いい思い出あんまり残っていないんだけどなぁと
苦笑いしつつ、写真には残っていないあの瞬間を思い出したことに
驚いた。


写真もある瞬間、瞬間を記憶してくれるが
お手紙って、言葉と共にその時の情景を思い出させてくれる素敵な手段じゃんって改めて思う。



当時の自分は、どうぶつの森の中で届く、顔も見たことない《はは》からの
手紙をみて、自分の母を思い出す瞬間が来るなんて思っていなかっただろう。



久しぶりにどうぶつの森をしてよかったな。

switchを買って、するのではなく
あの瞬間を共にしたDSのどうぶつの森をして。


最後に

みんなどうやっていく会社をきめているのか。

就活が終わりつつある中、ここにいく!ってどの時点で決められるのか。


私は全然わかりません。
どこにいくのが自分に適しているのか。

正解なんてないと思うんです。ある選択を選んだ時点で
その選択によって道が開き、その道を歩いていくしかないから。
他の道を想像することはできても、所詮想像でしかないから
良し悪しなんて比べられないし、回答なんてましてでてこないと思うんです。


幸運なことに、私は自分が行きたいと思う会社から内定をもらったけれど

選べないんです。


どうぶつの森のような、選択肢の正解を調べることができないのが人生。

ググって情報が手に入る、みんな共通の世界でないのが人生。



なんか屁理屈にしか聞こえなくなってきましたね。

本当にすべて納得感を得られているので
本当に選べなかったら、おみくじできめようかな。


どうぶつの森から派生して、最近よく考えるから
きっと眠いのかな。


コロナ早く収束して、私の人生の霧を薄くしてくれ。











山本の成長の糧になります。 どのように成長したのかは、全てnoteに綴ります。