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私の地域活動②「芝の語り部」(東京都港区)
私は5年前に港区の芝総合支所が主催する「芝の語り部(*)」養成講座を半年かけて修了し、港区のオフィシャル観光ガイドになりました。
(*)芝の語り部…東京都港区の住民、在勤者で構成されるボランティアガイド団体。メンバーは約20名。「忠臣蔵ツアー」、「大使館コース」、「七福神めぐり」、「狛犬・庚申塔巡りの旅」など港区ならではの80以上のコースを独自に作成。
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芝の語り部のメンバーの大半は65歳以上で、現役で働いている人はほとんどいません。したがって、依頼があれば平日でもお客さんをガイドします。
私の場合、平日は仕事があるので、活動は土日だけです。ただ土日に地方取材が入ることも少なくないので、年に数回ガイドできればいいほうです。
芝の語り部になった2018年と翌年の2019年まではそれなりに活動できたのですが、2020年以降はコロナ禍となり、ほとんど何もしていませんでした。
芝の語り部はコロナ禍でもツアーの数を減らして活動していましたので、私のモチベーションが落ちてしまったことが原因です。
今年に入り、「これではいかん」と思い始めました。マスク着用も任意になりました。
もともと人前で話す度胸をつけるために、芝の語り部に入ったのです。ガイドしないと意味がありません。
というわけで、4月23日に開催した「芝浦運河ツアー」に参加しました。3年半ぶりのガイドです!
ツアーの見どころは運河、水運はもちろん、ウオーターフロント、倉庫群、JR横須賀線芝浦トンネル、水鳥、南極探検隊記念碑、関東大震災の救援救護にあたった芝浦港、日本初のプロ野球チーム発祥の地、ガス灯、メタセコイア、英字新聞の碑、放送記念碑、国会議事堂の石、都電のレール痕跡など…たくさんありすぎます(笑)
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その美しい街並みは「東京のベニス」と称えられるほど。
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日本のラジオ放送は芝浦ではじまった。
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ゆっくり大きな声で話すことを心がけた
ガイドの醍醐味は目の前でお客さんの反応がわかることだと思います。
久々の割にうまくいったとひそかに手ごたえを感じていましたが、アンケートの結果はそれほどでもなく(苦笑)。
今年はなるべく多くガイドをして、腕を磨きたいです。
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ちなみに、私がガイドに興味を持ったもう一つのきっかけは熊野古道のガイドである内山裕紀子さんを取材したことでした。よかったら、内山さんについて書いた記事もご覧ください。
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