性別原理主義(最近のフェミニズムを大いに含む)がウザい
ぶっ叩かれそうなタイトル連発しています。
なんか、最近「青識亜論×石川優実」のなんちゃらが話題になってますね。まあ、あんな子供の喧嘩なんてもんはどうでもいいっす。せいぜい当事者だけが引きずるだけ引きずって、後味悪く訣別すればいいだけの話です。
大体が、「ヲタ文化」と「男女平等」を並べて議論しようってところがアホです。まるっきり次元の異なる問題ですから。
日赤の献血ポスターの件も同じ。かみ合わないことがわかりきっている議論をあえてかみ合わせようとする試みなど、やるだけ無駄です。両者それぞれ目的が違う訳ですからね。サイズの違うボルトとナットを、これまたサイズの違うレンチで締めてるようなものです。
元々が交わらない、理解のしようがないことを、「わかれよ、わからない奴は人間のクズだ」と決めつける輩の方がレイシストだと思いません?
おまいは何を言っているのだ?
え?わかりませんか?じゃ、実例を一つあげてみますね。
「ミチカケ」って、今話題になってますよね。大丸梅田店に期間限定した、女性向け「セルフプレジャーアイテムブランド」とか言ってますが、まあ、ぶっちゃけ自慰グッズのコーナーです。大丸えれー振り切ったな。
と思いきや。。。
大丸の店員が「生理ちゃん」バッジをつけて、「私は今生理中なので、体調がすぐれないかも知れません」的なアピールを云々。。。
いやね、ミチカケ側の意図するものはわかりますよ。生理は重ければそりゃ辛いし、オス側からすればその辛さを測り知ることは極めて困難。
これ、オス側が努力して歩み寄らないと解決できない問題なんですよ。あくまで自主的に。とはいえ、メス側からすればセンシティブな個人事情ですからね。領域に踏み込まれてもキモいだけじゃないですか。
あくまで、「歩み寄る」のが最終到達地点じゃないといけない。それ以上は踏み込もうにも踏み込めない。
で、大丸ですか。。。生理ちゃんバッジですか。そんなグッズひとつで目標達成できるとでも?てか、体調すぐれないなら休ませろよ大丸。てかおまいら、漫画読んだことあるんかと。
これ、「性別原理主義者」の皆さんからみて、革新的だと思います?私が皆さんの立場なら、大いに思いますけどね。
オスに生理の辛さをわかれったって、オスゆえ無理なんです。頭でしか理解できません。断言します。出産も同じ。更年期障害も同じ。
健康体の人に鬱の苦しみをわかれったって、無理なんです。いくら思いやりのある人でも、「頑張らないで休め」と淡々と言い放つのみです。
抗がん剤治療の苦痛をわかれと言ったところで、「生きる希望をもって頑張れ」と言われるのが関の山です。
辛い者がどんどん追いやられていくケースは枚挙にいとまがない。
もうね、こういう議論という名のパフォーマンス、やめません?
クーツーなんて、誰も気にかけてません。頭の固い制度があるなら、社会問題化して大声上げるよりも、制度を変える具体的なガイドラインを作った方が早いに決まってるじゃないですか。
ヲタ文化が性をモノ化する?
いやいや性をモノ化しているものはもっと別次元に根差す差別でしょうが。
「オス/メス」という、極めて生物学的で、前時代では便利だったと思しきカテゴライズでしょうが。
いい加減、時代を先に進めようと思いませんか?