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僕の半生Part6 大学時代 人を愛した経験

さて、今回は少し恥ずかしいおはなし。
人を愛した経験についてです。

大学時代の大きな出来事として
・バンドを始めたこと
・愛する人と出会い、ともに過ごしたこと

の2つがあるとお話ししました。
今回は後者。

僕の半生を語る上で、
人を愛した経験は欠かせない要素です。

信用できる人間がいるんだという驚き


僕は大学生になった18歳の夏から約6年間、
1人の女性とお付き合いしていました。

この人との出会いは衝撃でした。
とても笑顔が素敵で、素直でまっすぐな女性でした。
でも当時の僕はまだ高校生の時の人間不信を引きずっていたため、
「この人も裏で何か考えているに違いない」
そんな事を最初は思ってしまっていました。

でも彼女は、
僕の悩んでいた事、暗い性格を全て受け止めて、
「考えすぎや!」
って笑いとばしてくれました。
僕のために泣いたり怒ったり悲しんだりもしてくれました。

こんなにも信用できる人が世の中に居るんだ、という
当時の僕に衝撃を与えた存在でした。

この人を失うと、一生僕は人のことを愛せないかもしれない、
そんな風に思いました。

人生で初めて、1人の人間として、女性を愛した瞬間だったと思います。

“世の中の全ての人間は信用できない”
という、僕の間違った認識を剥ぎ取ってくれたのが、
彼女でした。
そこから僕は、人間不信から脱却できるようになります。

恋愛とは、翼を授けるもの


恋愛とは、翼を授けるものだと思います。
“この人がいるから、頑張れる”
“この人がいるから、挑戦できる”
”この人がいるから、どこへでも行くことができる”

恋人の行動範囲を小さくしてしまっている(束縛している)人もいますが、
僕は、残念だな、と思ってしまいます。

彼女は僕にたくさんの翼を授けました。
人と話すことの喜び。
人を信じる事の大切さ。
愛する事の優しさ。

全てが僕の、行動範囲をひろげてくれました。

大学以降、僕の交友関係が広がったのは、
彼女のおかげだと思っています。
今これだけ、(自分で言うのもなんですが)僕が人懐っこくなったのも、
彼女のおかげです。
中学生の時、僕に吹奏楽部への転部を勧めてくれた幼馴染の宇野くんと同じく、
僕の人生に影響を与えてくれた人です。

今は遠く離れています。
そのあとにいくつか恋もしました。
なので未練もないですが。

改めて感謝を。
ありがとう。

幸せに過ごしてね。

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