住宅地に入り込む観光がトレンド
こんにちは。
牧 菜々子です。
時代によって変化する観光事情。
今は、住宅地に入り込む観光がトレンドです。
周辺の人々には迷惑がかかりますが、この傾向は大きく逆戻りすることはありません。
どうしてかというと、多様な価値観で行き先を自己決定するのが今の趨勢だからです。
観光に限らず、多様性を認めない方向性のものが将来的には淘汰されていきます。
周辺住民に迷惑がかかる一方で、SNSの発達に規制が追いつくことはしばらくの間はありませんから、現実問題としては旅行客から見つからないようにするのが1つの方法です。
気づかれてしまったら、流れを押し止めることはできません。
この時、古い価値観による解決を図ろうとすると、ただただ時代に合わないという状態が続いてしまいます。
新しい価値観による解決とは、フレンドリーな態度で両得にすることです。
変化の激しい時代には、どれが逆戻りする可能性がある事柄でどれが逆戻りしない事柄なのかをまず判断しなければなりません。
「いつか収まるかもしれない」と期待するのと、決して逆戻りしないと分かっているのとでは、雲泥の差があります。
そのうえで、見つからないようにするというのはまだまだ大いに可能な方向性です。
規制が追いつけば、そんなことに気をつける必要はなくなります。
「何が起こるかわからないのでこれからは気をつけましょう」「リスクに備えましょう」と再三言われてきたのは、こういうことです。
何が逃げ道になるか分かりませんし、思わぬものが有力な選択肢に躍り出ることもあります。
どんなに頭の良い人でも、次にどこで何がいつ起こるかという個別の事象は予測できません。
ですが、起こった出来事に対して知性を発揮することは十分可能なのです。