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「お母さん、今日笑ったし遊んだよね」

こんにちは。

牧 菜々子です。

寝る間際に、ある日こう言ったわが子。

「お母さん、今日笑ったし、遊んだよね」

「うん、そうだね。笑ったし、遊んだね」

そんな会話をしながら、眠りにつきました。

毎日特に意識していないことでも、ある時改めて「今日笑ったな、遊んだな」と、意識にせり上がってくることが子どもにもあるのかもしれません。

目の前だけに全力だった子どもも、時間軸を振り返るということができるようになるんですね。

成長の段階によって、一緒にやることが大事だったり、1人で経験させることが大事だったりと、正反対のことが求められるのが子育てです。

貫くべきではないところを貫いてしまうと、子どもは自分に自信が持てなくなってしまいます。

誰かに決めてもらう生き方になり、人生の後半に苦労するはずです。

子どもが思うように成長しない時期には、後戻りすることも大切です。

そうすると、「今日笑ったし、遊んだな」とささやかな幸せを感じられるようになるのではないかと思います。






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