中央区で障害児通所支援を受けるには

こんにちは!

ママインターンのKAです☺️

前回、中央区富沢町にある児童発達支援・放課後等デイサービス施設「とも育」訪問レポートを書かせていただきました。
こちら⇩

https://note.com/makikointern/n/nf789743bb7d5?sub_rt=share_b&d=s6cMxKnhnlQ

では実際子どもの発達に不安を感じたとき、どこへ行き、どうすればいいの?と思われる方もいるかもしれません。
そこで今回は中央区において児童福祉法で定められた障害福祉サービスである「障害児通所支援」(以下、通所支援とします)を受けるにはどのような手順を踏めばよいのか、まとめてみたいと思います。
 
発達に不安をもつきっかけとしては、3歳児健診が多いとうかがっています。
まず最初の相談先として、中央区には、子ども発達支援センター「ゆりのき」があります。(明石町にあります。)

子ども発達支援センターゆりのき

所在地:東京都中央区明石町12番1号(中央区保健所等複合施設3階)

ゆりのきでは育ちのサポートシステムに基づき、「育ちのサポートカルテ」が作成されます。(保護者による申請書の提出が必要)

※中央区における育ちのサポートシステムとは
育ちに支援を必要とする子どもたちが、早期から適切な支援を受けられ、通園・通学先が替わっても、その支援が切れ目なく一貫して継続される体制づくりのこと

ではこの育ちのサポートカルテがあれば児童発達施設や放課後デイサービスへ通えるのか、というと実はそうではありません。
こうした通所支援を受けるには、受給者証というものが必要になります。
この受給者証の発行は、ゆりのきではなく、区役所が行います。(障害者福祉課が担当)

受給者証発行までの流れ 

(中央区ホームページより抜粋しました。)

  1. 区ヘ相談・申し込み(電話連絡)

  2. 利用申請

  3. 本人および保護者との面談・調査、サービスの利用意向の聴取

  4. 障害児支援利用計画案またはセルフプランの作成

  5. 支給決定

  6. 通所先との契約、通所開始

育ちのサポートカルテがなければ通所支援を受けられないということではありませんが、子どもの成長に合わせ、通園・通学先が変わっても途切れなくスムーズに支援を受けられるという利点があります。
発達に不安があり、病院へ行くべきか?迷っている段階ではまずゆりのきで相談されるのがよいのでは、と感じました。

利用者負担額について

中央区では無償で利用できます。(ただしおやつ代や教材費は利用者負担)

受給者証と障害者手帳のちがい
通所支援を受けるための受給者証は、障害者手帳(愛の手帳)とはまた別のものです。障害者手帳は、知的に障害のある方が、各種の福祉サービスや援護を受けるために必要な身分証明となるものであり、発行は新宿区にある東京都児童相談所センターが行います。

中央区における通所支援について、高橋まきこ区議のブログもあわせてご覧ください。

まとめとして


今回この記事を書くにあたり色々と調べましたが、書類の提出先、行くべき場所が分かれていたり、制度を理解するのに時間がかかりました。
お子さんを抱え、不安のある中で色々と調べたり、あちこちへ出向くのは体力的にも精神的にもとても負担のかかることだと思います。
そんな時、身近に相談できる人がいれば、どんなに救われるだろう。そんな風に感じました。
中央区には、「凸凹カフェ」という団体があり、勝どきデイルームで月に一回、発達に不安のあるお子さんを持つ保護者の方が集まり、情報交換をされています。わたしも一度お邪魔しましたが、とてもあたたかい雰囲気で迎えてくださいました。子どもの発達のことで不安を抱えていらっしゃる保護者にとって、同じ想いでいる方と話すこと、情報を得ることが何より助けになると思います。
ぜひこちらものぞいてみてください。


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