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おうちでカラー&トリートメント!ヘナで髪を染めるコツ

こんにちは。
東京でヘアサロンを営んでいる、美容師のごとうまきこです。

今回は、おうちでヘナを使って髪を染める際のコツと、おすすめヘナ製品のご紹介です。
セルフカラーをヘナでできるようになると、ご自身で美髪を維持することにも繋がります。
「おうちでヘナカラーをやってみたい」
「もっと美髪を目指したい!」
そんな方におすすめです。

ヘナカラーは通常のカラーリングでは実感できない「いいこと」がたくさんあります。(詳細は前回記事でご紹介しております)


おうちでのヘナカラーがおすすめな理由

私がヘナを使ったセルフカラーをおすすめする理由は2つあります。

1.手軽にムラなくリタッチ(髪の根元の部分染め)ができる

ヘアサロンでのカラー後、徐々に気になってくる生え際との色の差。特に白髪の場合は気になりますよね。
早い方では10日~2週間で感じるようです。

そんな時にへナはぴったり。ご自身で気になる髪の根元だけ染めることができます。
しかも、ヘナカラーは通常カラーに比べて、ムラになりづらいのがメリット。また、頭皮に付いてもダメージがないので、安心して使用することができます。 

2. 継続的にトリートメントとしても使用できる

ヘナを使うと、髪のダメージケアができるので、トリートメントとしてもお使いいただけます。
目安としては、3週間から1か月に一度の使用になりますが、ご自宅で気になったタイミングでできるのがとてもいいところです。

定期的にトリートメントとして使うことで、だんだん髪にハリやコシ、ツヤが出てきます。髪が丈夫で美しくなってくるのでおすすめです。
ヘナカラーをしながらダメージ補修ができるのは、とてもうれしいことです!

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ヘナでセルフカラーを行う際のコツ

使用する製品によって多少の違いはありますが、ヘナを扱う時のコツをお伝えします。

ヘナカラーは簡単3ステップ!

溶かす、塗る、放置する。

0.準備

必要な準備はこちらです。

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部分的なリタッチの場合には、お椀・スプーンのみで準備完了!
スプーンを使えば、手袋いらずで片づけも楽ちんです。
(私はリタッチの場合、この方法をよく使います)

※初めてヘナを使用する場合には、必ずパッチテストを行ってください。
また、ヘナが皮膚に付くと、皮膚が染まります。洗うと少しずつ落ちますが、ヘナ100%の製品は特に皮膚がオレンジに染まりやすいです。
白や薄い色のネイルをしている方も、着色するので注意が必要です。


1.溶かす

容器でヘナ粉末を溶かします。 製品に記載された水分量を守って溶かしてください。溶かすときはぬるま湯がおすすめです。

熱湯を使うと染まりにくくなるので要注意です!

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2.塗る

・染めたいところから塗る
ヘナは塗った所からよく染まっていきます。白髪染めの場合には、白髪の多いところから塗るのが肝。

たっぷり「置くように」塗る
ヘアパックをするようなイメージで塗ると、染まりやすいです。

3.放置する


放置時間が最重要!
100%植物原料ヘナの場合、しっかり染めるために製品に記載されている所定時間を守ることが大切です。

乾燥させない工夫を
ヘナは乾燥すると染まりにくくなります。放置の際にはタオルやラップで覆うことで、乾燥防止を!

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おすすめのヘナ製品

私がヘナカラーにおすすめしたい製品は、ヘナ専門の美容師が作った「リコヘナ」です。ヘアサロンでも使用していて、セルフケアにも持ってこいです。

私自身、これまで20年以上さまざまなヘナを扱ってきました。私は超敏感肌なのですが、使ってきた製品の中には、自分の手が荒れてしまうものも。
このリコヘナにはその心配もなく、安心しておすすめしています。

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makiko/organic/hair/lifeでは、おうちでヘナを使い始めるにあたってのご相談を受けたり、ご提案を行ったりしています。
ヘナを使ったセルフカラーのコツをまとめたペーパーや、ヘナカラー後の色落ちを防ぐのにピッタリなヘナ入りシャンプーのお渡しもしています。

お気軽にご活用ください。


美髪に向けたセルフケアに、気軽に取り入れやすいヘナ。
次回はおすすめ製品のリコヘナの詳細と、ヘアサロンでのヘナカラーについてお伝えします。


撮影 佐藤真那人 / イラスト 上田真理





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