今やっていることに無駄はない
自分がやっていること、又はやらされている(と感じる)ことって無駄なんじゃないかって思う時はありませんか??
特に、自分の意思ではないのに何故か大変なことをしなきゃいけなくなった時。
私は今有難いことに、自分の人生を自分らしく好きに生きている自覚があります。で、そんな中で気づいたことがあるのです。
それは・・
やりたくてやったことも、やりたくないけどやっていたことも、、全て無駄ではないということ。今の最高の人生に至るまでにしてきた全ての経験が、必要だったんだなあと感じています。むしろ、それがあったからこそ今の自分らしい生き方に繋がったのだと思うのです。
例えば、とっても具体的な話を出すと・・私と水泳の関係。
私の産まれ育った地域は水泳に力を入れていて、小学校高学年になると体育の授業以外に放課後も水泳練習がありました。これはもちろん強制参加で、厳しい先生にビシバシ指導されて、ほぼ全員が水泳大会に出させられます。
水泳が苦手だった私はクロールの息継ぎがうまくできず、平泳ぎコースになりました。とはいえキックが下手くそで、ひとり低学年用の小プールで平泳ぎのキックの練習をさせられたのを覚えています。あの時間は本当に苦痛でしたね‥。
でも、そのおかげでクロールはできないけれど平泳ぎだけはちょっと上手に泳げるようになりました。
そこから二十年以上がたち、夫の仕事の都合で中国で3年間過ごした時のこと。その3年間、子どももおらず仕事もない完全主婦だった私は、中国語教室に加えてプールへ通いました。それは、夫が水泳好きで私に熱心に(スパルタで)教えてくれたから。
そして3年後、
クロールの息継ぎも難なくできるようになり、バタフライも習得。なんと個人メドレーを泳げるまでになったのです。
小学校時代、中国在住時代、どちらとも自分の意思で水泳を始めたわけではありません。「やらされていた」感覚です。
それが、中国から帰国後数年たち長女を妊娠した時に、「私が水泳をしてきたのはこのためだったのか~!!」と分かったのです。
それは・・マタニティスイミング。
妊婦時代に経験された方もおられるのではないでしょうか。
私の妊婦期間、特に産休に入った時期はちょうど夏まっさかり。お医者さんからは「歩きなさい!」と言われるけれど外は暑いし身体は重い‥。そんなときに出会ったマタニティスイミングは、もう最高でした!!
水の中に入ると、自分が妊婦であることを忘れるくらい身体が軽いんです。水中のウォーキングはすいすい進むし、お腹が大きくても普通に泳げる!!感動でしたね。その施設ではちゃんと助産師さんもいてくださるので安心で、出産に役立つという「水中座禅」の時間もありました。
そして、予定日を2日超えた日、主治医の先生にスイミングに行ってよいか聞くとOKをいただいたので、、産まれることを祈り、思いきり泳ぎました!
予定日を超えたお腹でノーブレのクロール25mを2本、クロール50m、バタフライ50m。
その結果・・見事その日夕方に陣痛がきて早朝に出産!!
間違いない。私の水泳の試練はこのためにあったのだと確信しましたよ。
小学校時代の嫌々やっていた放課後練習、中国在住時代の夫のスパルタ練習、どれもこれも無駄ではなく必要だったこと。その頃頑張った私、バンザイ!!よくやった!!
この水泳の事例以外にも、同じように点が線で繋がって「このためだったのか!」と感じることはたくさんあります。
ということで、もしも今やっていることが無駄に感じたり、嫌々やっていることがあったりしても、きっとどこかで「このためだったのか!」と思う日がくるはず。
人生ってうまくできているんだなあ・・と感じる今日この頃です。
あ、ちなみにこの時私の泳ぎに刺激されて産まれた現在小5の長女は、水泳の育成選手になっております♡
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