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おうちごっこから見える「お母さん」像

どの時代にも共通する幼児期の遊びの中に、「おうちごっこ」があります。それぞれに家族の役割を当てはめて演じるごっこ遊びですね。

そこに現れるのは、それぞれの実際の家庭での様子。

お酒好きのお父さんの子どもがお父さん役になると、
「ただいま~。ビール!」と、まずお酒を飲むし、
小言の多いお母さんの子どもがお母さん役になると、ごっこ遊び中も小言がいっぱいとびます。

子どもは、生まれてからずっと「家庭」という世界の中で育ってきているのでそれが全てであり、モデルなんですよね。

そんなごっこ遊び。
我が家の年中次女も、幼稚園でよくしているようです。
次女に人気の役を聞くと・・・圧倒的に、「お母さん」だそうです。

家庭という世界に生まれ、育ってきた子どもたちにとって「お母さん」は、唯一無二の偉大な存在であり、そして憧れなんですね。

子どもたちが一体、どんな「お母さん」を演じているのかこっそり見てみたいなあ・・。

そんな超人気の「お母さん」役。勝ち取るにはなかなか大変なようで・・。我が子に聞いてみると、
「今日は赤ちゃんの役だった~!」
「今日はねこの役だった~!」
「今日はワンちゃんだった~!」
と・・・。

あなた、セリフある?
とちょっと心配にもなりますが、演じている姿を想像すると面白い(笑)。

そんなある日、
「今日もお母さんになれなかった・・・」
としょんぼりしている娘。

「そっか~、残念だったね。じゃあ何の役だったの?」
と聞くと・・・

「ママ!!」

ん??

ママってお母さんじゃ・・・。

私:「お母さんとママは一緒じゃないの?」

娘:「ちがう!」

私:「お母さんとママ、何がちがうの?」

娘:「名前がちがうでしょー!!」

たしかに・・・・ごもっともでした。

我が家では、私のことを長女は「母ちゃん」、次女は「お母さん」と呼ぶ不思議なスタイルなので、「ママ」はまた違う分類なのでしょうね・・・。

そのおうちごっこ、「お母さん」と「ママ」の絡みも気になるー。二人はどんな立ち位置なんでしょうね~。


皆さんは小さい頃、「おうちごっこ」しましたか?何の役が人気でした?また、お子さんのおうちごっこのエピソードなど、ぜひ教えてほしいです♡

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