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クラウド管理、紙管理

■ケアマネのスケジュール管理

 職場では全員どの職種であっても、「desknet's NEO」というグループウェアを使ってスケジュール管理と情報の共有をしています。
 長年手帳派のわたしは、最初こそ「使いにくいな・・」と不満を感じていましたが、今では完全に頼り切っています。
 このクラウドは、事務所ではパソコンで入力し、出先ではiPadか会社支給のスマホでポチポチやります。さまざまな媒体でアクセスできるので状況を選ばないのです。


■あえて、紙

 しかし万一の通信遮断時のため、紙の手帳も併用を続けています。ただ、どちらかというとスケジュール記入というよりは、Todoリスト帳として持ち歩いている感じ。
 完全にクラウド頼りにすると、災害時の対応ができないという怖さがあるのです。BCPです。

 で。

 その手帳も今までは機能性や紙の明るさや、ペンとの相性(ジェットストリーム0.38一択)、1週間バーチカルじゃないとダメとか、月曜始まりにこだわるとか、色々と気にかけていたのですが、結局はExcel自己作成のチェックリストを貼り付け、手帳そのものの性質を無視する使い方になってしまっています。

 A5程度でビニールカバーつき、トモエリバー以外の紙を採用していれば個人的にはヨシです。


■手帳を渡り歩いた末に

 そういうわけで、今年使用している手帳は石井ゆかりさんの「星ダイアリー」です。
 ケアマネ専用手帳なんて、最初から使った試しがありません。単位数を知りたいときは、必要な種別だけ用具カタログの巻末資料をコピーして貼り付けますし、ざっくりした料金ならその場でiPadで調べればよいのです。
(福祉用具カタログは本当に役に立ちます)

 わたしは家計簿でもそうなのですが、結局のところ、試行錯誤して自作の書式を貼り付けるのが終着駅になってしまうみたいです。


■紙に書き付けるもの

 今、手帳に貼り付けて紙管理しているのは、プラン進捗の記録です。
 左から、
①名前
②プラン内容(満了更新とか、短期切れとか、デイ契約とか)記入
③アセスメント日(または再アセス)を鉛筆またはペンでルール付けて記入

 そして、以下はすべてチェック欄となります。

④アセスした記録を経過に入れたか
⑤照会したか、戻ってきたか
⑥プラン作成したか
⑦交付したか
⑧担当者会議やプラン交付等を経過に入れたか
⑨担当者会議の要点を作ったか

 以上すべて終えると、マーカーで塗りつぶします。

 こんなこと、やってるのはわたしだけかな。

 担会記録、4月から溜まっているし・・

 (;´Д`)


■ほかにも、あえて紙管理

 こんな面倒くさい紙記録ですが、それなりの良さもあります。
 例えば日々の進捗。これも、あえて紙に記入して進み具合を意識します。書式は利用者さん別に、

①利用票交付日
②提供票を送ったか
③モニタリング実施日

 この3項目をワンセットにして、半年分くらいをエクセルで表にします。事前に訪問日を約束したら、丸印を書き入れます(アポイント忘れを防ぐため)。

 ・・とまあ、書き出すとキリがありません。
 BCPについても語りたいのですが、もう朝が来ます。

 続きはまたどこかで。

               * * *

 今回はカリカリとペンの音が聞こえそうな画像をお借りしました。
 社会福祉士のレポートを書かなくちゃ。

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