夏目漱石「門」(1910)/悟れないと知ることが悟ることの第一歩
今の会社に入って前職以上に感じるのが自分のいたらなさ。英語力はもちろん、ロジカルに持論を展開する能力だったり、ちょっと足りてない、役不足だと感じることがある。
思えば文章を書く行為についても、最近は「自分の文章のここがよくない」ということを最近は明確に自覚している。考えの掘り下げが甘かったり、語彙が不足していたり、「型」を未だに確立できていなかったり。そもそも文章を通じて何かを伝えたいなら、もっと伝え方を工夫しなくてはいけない。そんな思いを持ちながら本を読むと、読めば読むほど