まき

福岡在住 / 30代 【大切な人を大切にする】生き方を目指し 心と言葉を紡ぐサイレント…

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福岡在住 / 30代 【大切な人を大切にする】生き方を目指し 心と言葉を紡ぐサイレントファイヤー。 娘の誕生を通して気付いたことや 日々大切だなぁと感じたこと、 大好きなカレーにまつわる話をきまぐれ更新。

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2歳娘の発達検査で、トラウマから解放された話。

現在週2で療育(親子通園)に通っている2歳8ヶ月の娘。先日、児童発達支援センターで発達検査を受けてきました。 発達検査は4回目でしたが、思い返せば当初は泣き続けて検査にならず。診察室では泣き叫ぶ娘を懸命に抱きかかえて、病院までの道のりは電車とバスを乗り継いで片道1時間。充分な検査結果を得られずに帰路につくワンオペ小旅行は、ちょっと虚しさを感じながら。 帰宅した時には疲れ果て、さらに「このままで大丈夫なのかなぁ」と娘の発達に対する不安は増すばかり。発達検査は、私の中で正直ち

    • 娘、お姉ちゃんになる 〜母との再会、妹と初めて対面した日のキロク〜

      次女誕生から、3ヶ月が経ちました。 今日は、次女誕生により「お姉ちゃん」になった長女の話を。 産前の赤ちゃん返りと心の準備 ようやく3歳半にして、発語が出てきた発達ゆっくりな長女。(ASDと診断されています) 3歳にもなれば赤ちゃんがいることを伝えると、お腹を触ったり、赤ちゃんについてお話ししたり〜なんてこともあると思います。 我が家の長女は、まだ会話によるコミュニケーションが取れなかったので、妊娠中そういったやり取りはありませんでした。 「赤ちゃんがママのお腹に

      • 急成長!単独通園3ヶ月で出来るようになったこと

        あっという間に夏がやってきました。 3歳半になる娘(自閉スペクトラム症と診断されてます)が、春から児童発達支援センターの単独通園に通い始めて、気付けば3ヶ月ちょっと。 このところ出来ることが急に増えて、親である私たちをびっくりさせてくれています。その急成長がとっても嬉しくて。少しでもその感動を残しておきたく、記録していきます。 発達ゆっくり3歳娘(ASD)が 児童発達支援センターの単独通園(週5日)に 3ヶ月通って出来るようになったこと ・名前を呼ばれて「はいっ」と言い

        • 2人目の壁

          先日、第二子となる女の子を出産しました。 2人目のことを初めて意識せざるを得なかったのは、実は長女が生まれる4ヶ月前。 今から約3年半ぐらい前のことです。 長女の心臓の病気がお腹の中で分かった妊娠6ヶ月。 病院の先生から「もし2人目を希望される場合、20%の確率でこの子と同じ病気になる可能性があります」と告げられました。 (長女の病名は「完全房室ブロック」。心房から心室への興奮伝導が完全に途絶した状態で、ペースメーカーを挿入しています) まさかこんなにも早く、まだ希

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          分かりにくいからむずかしい、感覚過敏との付き合い方

          発達障害がある子には、感覚過敏があることが多いと言われてますが、我が家の娘にもいろんな感覚過敏があります。 例えば・・ 砂などのざらざらしたもの、粘土のようにべたべたしたものを触りたがらない、触られるのを嫌がる触覚過敏。偏食もあるので、その背景には味覚過敏もあると思います。   そして、最も強いのが 聴覚過敏 です。 感覚過敏を疑い始めたきっかけ 生後半年ぐらいから少しずついろんなことに対して"敏感なのかなぁ"と感じていた事が、いわゆる「感覚過敏」であることに気づい

          分かりにくいからむずかしい、感覚過敏との付き合い方

          娘の生きる世界 〜ASDを知る〜

          前回投稿から間が空いてしまいました。 発達ゆっくりな娘のこと。身内だったり、同じような境遇の人や、これまであまり関わる機会がなかった人も。 誰かの"知る"というきっかけになればいいなと発信をしている、このnote。 実は、前回娘の発達検査の経歴について書いた記事は、気付けば350人以上の方に読んでいただき、初めて60を超える「スキ」のリアクションを頂きました。 読んでくださった皆さん、本当にありがとうございます。きまぐれ更新ですが、それでもこれだけ読んでくださる方がい

          娘の生きる世界 〜ASDを知る〜

          はじめての相棒

          小さな子どもが、ぬいぐるみを持ち歩く姿ってかわいいですよね。 幼児期ぐらいの子どもが、ある特定のぬいぐるみに強い愛着を示すことは、心理学で「移行対象」と言うそうですが。 我が家の娘も、あるぬいぐるみに夢中です。 ぬいぐるみの名前は、ぺんちゃん。 LINEスタンプなどで見かけたことがある方もいると思いますが「ねこぺん日和」というキャラクターのぺんぎんです。 実は、赤ちゃんが生まれてはじめて遊ぶおもちゃ(ファーストトイ)として、準備していたのは別のぬいぐるみでした。 娘

          はじめての相棒

          3歳の進路選択

          5月から通い始めた、児童発達支援センターの親子通園。 人見知りや場所見知りが激しい繊細な娘ですが、優しく迎えてくださる施設の皆さんのお陰で、園の環境にも比較的早く慣れてきたように感じます。 だけど、ほっとするのもつかの間で、実は早くも次の問題に直面しました。 それは、来年度の娘の進路です。 私自身も進路選択の場面では何度も頭を悩ませてきましたが、まさか3歳娘の進路選択がこんなに悩むものとは、全く想像していませんでした。 我が家は共働きなので、ありがたいことに選択肢は「

          3歳の進路選択

          カジマキカレーおかげさまで2周年‼︎

          次回営業日7/9に使えるうれしい特典があるので、ぜひ最後までお読みください☺︎☺︎ いつもカジマキカレーを応援してくださる皆さまへ おかげさまでカジマキカレーは7月で2周年を迎えます!!月1〜2回の営業頻度ですが、こうして2年間続けてこれたのは お店に足を運んでくださるたくさんのお客さま 快く1日スタッフとしてサポートしてくれる友人たち 私たちのチャレンジを温かくサポートしてくださる南福岡自動車学校さん など カジマキカレーに関わってくださる、たくさんの方のおかげです

          カジマキカレーおかげさまで2周年‼︎

          療育に通い始めて

          もうすぐ2歳半になる娘と、療育園に通い出してようやく1ヶ月半が過ぎました。 私も紹介されて初めて知った「療育」とは、障害があったり、その可能性がある子どもを対象としたサポートのことです。 娘が通っている園は3歳になる歳までは親子通園! 週2回、朝9時から家の近くまで来てくれるスクールバスに乗って、10時から14時まで園で過ごしています。 お歌を歌ったり、日によって製作や外遊びをしたり。基本親子で一緒に過ごしながら、娘自身の自立はもちろん、私も娘の自立を促すためのサポート

          療育に通い始めて

          【ペースメーカー育児】④気になること

          娘と、娘にとって大切な"相棒"でもあるペースメーカーと共に過ごした2年間の私の育児を振り返ります。 病気の経過も生活も人それぞれ。 あくまで我が家の例としてご参考ください。 今回は2年間ペースメーカーと付き合ってきて感じた、これから気になることについて触れていきます。 これから気になること ・発達の遅れ 生まれる前、お腹の中で病気が分かった段階から発達の遅れが生じる可能性を指摘されていたので、ある程度構えてはいましたが... 娘は2歳3ヶ月経った今でも、発語が全くあ

          【ペースメーカー育児】④気になること

          【ペースメーカー育児】③気を付けていること

          娘と、娘にとって大切な"相棒"でもあるペースメーカーと共に過ごした2年間の私の育児を振り返ります。 病気の経過も生活も人それぞれ。あくまで我が家の例としてご参考ください。 今回は娘が体内にペースメーカーを挿れてから、普段の生活で気を付けていることについて書いていきます。 気を付けていること ・磁石に注意 磁気がペースメーカーの作動に影響を及ぼす理由があり、磁石の使用は気をつけなければいけません。 でも意外と磁石が使われているおもちゃって多いんです。スピーカーが入っ

          【ペースメーカー育児】③気を付けていること

          続・娘の好きなもの。

          「ペースメーカー育児」シリーズ更新中ですが、今回はちょっとひと休みです。 娘を知る身内・友人からよく「娘ちゃんは、まだ絵本好き?」と聞かれるんですが。 この質問毎回全力で即答したくなるぐらい、まだまだ大好きです!笑 過去の絵本好きエピソードについてはこちらに綴っていますので、ぜひこちらをご覧ください↓ この記事を後から読み返して気付いたのが、娘の細かい行動一つ一つを文字にして残すって本当に大切だなということ。 既に少し前のそれらの出来事は「あぁそんな事もあったな」って

          続・娘の好きなもの。

          【ペースメーカー育児】②障害と向き合う

          娘と、娘にとって大切な"相棒"でもあるペースメーカーと共に過ごした2年間の私の育児を振り返ります。 病気の経過も生活も人それぞれ。 あくまで我が家の例としてご参考ください。 今回は娘の誕生をきっかけに向き合うことが出来た 「障害」について書いていきます。 障害者手帳の取得 娘はペースメーカーを入れているので身体障害者手帳1級を取得しています。 私はペースメーカー装着により障害者認定されるという事を、それまで全く知りませんでした。 その程度の認識だったので、まずは申

          【ペースメーカー育児】②障害と向き合う

          【ペースメーカー育児】①病気について

          お腹の中にいる時から分かり、心配していた娘の心臓の病気。 あっという間に2歳になった彼女は、生後3ヶ月に体内に植え込んだペースメーカーのお陰で経過も順調でとっても元気に過ごしています。 全身を使い「ぎゃぁぁぁ」と泣く姿を見てもらえたら、きっと皆さんにもどれほど元気か分かって頂けるはずです。(その声をずっと耳元で聞いてきた私は鼓膜破られるかと思いましたが汗。最初のうちは「本当に心臓弱い?」と疑う程でした) 無事に生まれてきてくれる事だけを考えていた妊娠期に知ったのは「情報

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          同じ手 

          娘が生まれた年に書いた「香り」に関するエッセイ。 最近はあまり自分のことについて書く時間を取れていないけど。こうして自分の想いを言葉にすることは、私にとってすごく意味のある時間です。 応募して落選した作品ですが、せっかくなので自分の記録用に載せます^^ 『同じ手』 肌寒さを感じるようになると、毎年手荒れに悩まされる。 「おばあちゃんの手みたい」と友人から言われたことがあるくらい、幼い頃から私の手は皺々だった。 それでも自分の手を嫌いになることがなかったのは、きっと私

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