思い込みを手放す「聴く」を考える―LISTEN
今朝ご紹介する本は、『LISTEN――知性豊かで創造力がある人になれる』です📖
不確実性が生きた実感へ
人間は「不確実性を嫌う」傾向があるのだそう。
ただ、生きた実感につながるのは不確実性です。
具体的には、決まりきった日々とはがらっと変わった日は、いつも以上に目の前のことに夢中になれる感覚を持つことができます。
例:大きなプレゼンをする、行ったことのない場所に行く
聞くことに焦点を当ててみると、相手の話は”予測不能”です。
不確実性につながるからこそ、いくらでも興味深く聞くことができるとも言えるんですね。
「人の話を聞かないのは、何も起こらないつまらない人生だ」と、著者は述べています。
好奇心がある=思い込みがない
また、不確実性を得るために大切なポイントとして「好奇心がある(=思い込みがない)こと」が挙げられています。
お話を聞く際には、「相手が何を言うか自分にはわかっている」「自分の方がよく知っている」という思い込みを、手放していきたいですね。
自分の判断を置いておく
本書の監訳、篠田真貴子さんは「LISTEN」について、能動的に「耳を傾ける」と紹介いています。
さらに、能動的に相手に注意を向けて「LISTEN」する中にも、大きく異なる2つの姿勢があるのだとか💡
話し手の語る内容を「私の考えと合っている・違う」などと自分の頭の中で判断しながら聴く
聞き手が自分の判断を留保して、話し手の見ている景色や感じている感覚に意識を集中させる聴く
本書では、「2」の聴くを解説しています。
自分の場合は、「1」のバイアス(先入観)などによるラベリングを伴う聴くをしがちだなと振り返ります。
自分の判断を置いておくイメージで、思い込みを手放すこと。
そんな風に、相手の話と向き合いたいと思いました!
最後までお聞きいただき、ありがとうございました!
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