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物語思考で行動を変える

今朝ご紹介する本は、けんすう(古川健介)さんの『物語思考 「やりたいこと」が見つからなくて悩む人のキャリア設計術』です📖

サブタイトルにもある「やりたいこと」が見つからなくて悩む人はもちろん、そうでない人にも、ぜひお勧めしたい本書💡

私はどちらかというと後者なのですが、学びが多く、本当に読んで良かったと思いました!

「物語の主人公のようにキャリアを考える方法」が解説された1冊です。


物語思考って何?

けんすうさんの提案している「物語思考」とは、自分のキャラクターを設定して、それにより行動(プロセス)を変えよう!という考え方。

本書では、具体的に以下の手順で考え方が解説されています💡

  1. 自分を制限している頭の枷をとる

  2. なりたいキャラクター像を設定する

  3. そのキャラを実際に動かす

  4. そのキャラが活きる環境を作る

  5. そのキャラで「物語を転がす」

キャラを設定⇒行動を変える

もともと活発な人間じゃなかったという、けんすうさん。

でも、今は「起業をして、難しい問題でも挑戦し続けて、諦めないタイプの人間」に捉えられているのこと。

なぜなのでしょうか?

それは、けんすうさんが自分のことをそういうキャラクターだと思い込むようになったからだそうです。

理想とするキャラクターを設定して行動を変えることで、目標達成に近づくことができるんですね。

キャラで「物語を転がす」

人間は、基本的にほとんど挑戦しない=守りに入る生き物なのだそう。

それを乗り越えるためには、自分を客観視して「物語だったらどうなると盛り上がるか?」と考えることと、けんすうさん。

人生で挑戦する回数が増えて、チャンスが増えていく。

キャラで「物語を転がす」とは、そういうことなのだそうです。

考え方を工夫して、幸せを

けんすうさんの「幸せと成功は違う」考え方に、ハッとしました。

幸せとは、今(プロセス)が充実している状態のこと。

キャラクターを設定して行動を変えるのは、成功者というより幸せな人になるためなのだそうです。

「物語思考」を、すぐに受け入れられない人もいるかもしれません。

何かを成功させるためのコツは「最初は自分の頭で考えない」こと。

多くの場合、すでにノウハウは存在するので、まずはその通りにやってみる。
本当に自分の頭で考えないといけない領域までは、なるべくハウツーを使って最短距離で進むこと。

物語思考

ハウツーをフル活用して、まずやってみるのも時には良いかもしれません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました🍀

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