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「反応しない練習」で心を軽くしよう

「読めば読むほど、心が軽くなる本」

最近、ある方のおススメでそんな本と出会いました📖

それが、今回ご紹介する草薙龍瞬さんの『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』です。

すべての悩みを根本的に解決できる方法として、”ムダな反応をしない”ことを挙げている本書。

ブッダの教えである「心のムダな反応を止めることで、いっさいの悩み・苦しみを抜ける方法」を、わかりやすく示しています。

「ブッダ」や「仏教」などとは程遠い所で生きてきた私も、思わず心をゆるめる感覚を知った一冊です。

相手との関わり方の原理原則

草薙さんは、本書で「相手との関わり方の原理原則」を以下の5つ紹介しています。

①相手のことを「判断」しない
②過去は「忘れる」
③相手を「新しい人」と考える
④「理解し合う」ことを目的とする
⑤「関わりのゴール」を見る

特に印象的だったのは、③相手を「新しい人」と考えるです。

私たちは、自分も、相手も、「昨日と同じ人物」だと思っています。
昨日会った人は、今日会っても、同じ人。
でも実はその人は、背格好や、名前や、仕事や、住んでいる場所は同じかもしれませんが、本当は「別人」なのです。
だって「心は変わっている」からです。

相手は、常に「新しい人」と考えること。

例えば、「過去にあんなことをした、こんなことを言われた相手」というのは、こちらの「執着」なのだそうです。

苦手な人こそ、「まったく新しい人として向き合う」ことを、自分で選べるようになったらいいなと感じました。

うっとうしい相手から距離を置く

また、「子に干渉しがちな母親」との距離感に悩む女性へのお悩み相談も印象的でした。

うっとうしいと感じる相手との接し方、肉親であれば、なおさら悩みますよね。

草薙さんは、3つのポイントを紹介しています💡

①「よく気づいて、反応しない」
⇒もし母親に干渉された記憶を思い出したら、「これは記憶にすぎない。幻にすぎない」と、はっきり口に出す。

「気づく」ことは「手放す」ことへのきっかけになるのだそうです。

②「感覚を意識する」
⇒体の感覚は、記憶や感情とはまったく別の心なので、感覚に意識を向けると、反応をリセットしやすくなる。

嫌な記憶を思い出した時は、「体の感覚に意識を向ける」こと。

具体的には、外を歩く、スポーツをする、お風呂に入るなどがおススメです。

③「反応の源を断つ」
⇒この女性 の場合「干渉魔の母親」と距離を置く

理想は、過去の記憶にも、現在の相手にも、反応しなくなるまで、距離を置くことなのだとか。

思い切って距離を取ってみるのも一つの手かもしれませんね。

自分を否定しない

最後に、「つい、自分を否定してまう」という方向けのエクササイズをご紹介します。

①一歩、一歩と外を歩く
②広い世界を見渡す
③「わたしはわたしを肯定する」と自分に語りかける

「どうせ」「しょせん」「自分なんて」という言葉が出かかったら、「わたしはわたしを肯定する」と自分に語りかけてみる。

自分を否定するようなクセがついている人こそ、反応しない練習を積み重ねることで、心が軽くなるかもしれませんね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました🍀

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